解決済み:MBR2GPTでEFIシステムパーティションを作成できない

MBR2GPTでEFIシステムパーティションを作成できませんか?この記事を参照して、解決策を見つけることができます。

Akira

投稿者:Akira/更新日:2022年10月20日

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EFIシステムパーティションの概要

EFIシステムパーティション(EFI System Partition、ESP)とはデータ記憶装置(HDDやSSDなど)のパーティションの一つで、UEFIに準拠するコンピュータで使われます。電源を入れてコンピュータを起動する時、UEFIファームウェアはESPに保存されているファイルを読み込み、インストールされているOSや様々なユーティリティをブートします。

―出典:ウィキペディア

※注:ESPはUEFIで規定されているFATファイルシステムに基づいた仕様のファイルシステムでフォーマットされている必要があります。

MBR2GPT.EXEの概要

GPTとMBRは2つの異なるディスクタイプです。GPTディスクはその顕著な利点で利用する人が増えました。MBRディスクと比較して、GPTディスクはMBRディスクの2TBの制限を超える非常に大きなスペースを利用できます。GPTディスクでは、ほぼ無制限の数のパーティションを使用できます。より多くのプライマリパーティションを持つことができます。

ディスクがMBRスタイルで、GPTに変換する場合は、MBR2GPTを使用できます。MBR2GPTは、Windows 10バージョン1703(Creators Updateとも呼ばれます)で最初に導入されたWindows内蔵ツールです。MBR2GPT.EXEは、ディスク上のデータを変更または削除せずに、ディスクをマスターブートレコード(MBR)からGUIDパーティションテーブル(GPT)パーティションに変換できます。このツールはWindowsPEでも使用できます。

MBR2GPTでEFIシステムパーティションを変換できない

EFIシステムパーティションの作成中にMBR2GPTがエラーで変換に失敗する場合があります。失敗する原因は以下の可能性があります。

1. このディスクには4つ以上のプライマリパーティションがあります。
2. ディスクには多くの不良セクタがあります。

したがって、MBRパーティションを削除してMBRパーティションを三つに減らし、不良セクタをチェックしてディスクを修復する必要があります。

MBR2GPTの使用方法

MBR2GPTを使用する際の注意点
1. MBR2GPTは完全なOS環境で使用できますが、WinPEを使用した方がより簡単に変換できます。
2. 変換する前に、Windows 10バージョンが1703以降であるかどうかを確認する必要があります。Winキー+Rキーを押し、winverと入力してバージョンを確認できます。
3. ディスクが暗号化されているかどうかを確認します。この場合は、ロックを解除してください。
4. EFIパーティション用に十分なスペースを残す必要があります。そうしないと、エラーメッセージが表示されます。

1. Winキー+Rキーを押して、「cmd」を入力し、Enterキーを押します。

2. 「mbr2gpt/validate/disk:0」を入力し、Enterキーを押します。(ディスクが変換要件を満たしているかどうかを確認できます。)

3. 「mbr2gpt/convert/allowfullos」を入力し、Enterキーを押します。(ディスクを指定する必要がある場合は、「mbr2gpt/convert/disk 0/allowfullos」と入力できます。)

MBR2GPT

MBRをGPTに変換した後、BIOSに入って、LegacyをUEFIモードに変更する必要があります。

EFIシステムパーティションを作成できない問題の解決策

MBR2GPTでEFIシステムパーティションを作成できない場合は、プロのサードパーティツールであるAOMEI Partition Assistant Professionalを利用できます。システムディスクであろうとデータディスクであろうと、MBRをGPTにすばやく簡単に変換できます。手順は次のとおりです。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
動作確認の目的でのみ使用される

1. AOMEI Partition Assistantを起動した後、変換したいディスクを右クリックして、ドロップダウンメニューから「GPTディスクに変換」を選択します。

GPTディスクに変換

2. 変換操作を確認した後、「はい」をクリックしてください。

はい

3. 仮想結果を確認します。問題なければ、ツールバーの「適用」をクリックして変換を実行します。

適用

操作が終了したら、BIOSに入ってLegacyをUEFIに変更してください。

結語

記事をご覧になって、MBR2GPTがEFIシステムパーティションを作成できない原因や使い方も大体お分かりでしょうか?AOMEI Partition Assistant Professionalはその他数多くの機能(パーティション&ディスクを作成/消去/移動、OSを移行、ブータブルCD/USBを作成など)が備えています。もしよければ、一回使って見てください。

AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較

Akira
Akira・編集者
Akiraは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。