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Windows 10/8/7で回復パーティションを安全に削除する方法
Windows 10/8/7でディスク領域を解放してボリュームを拡張するために、回復パーティションを削除しても大丈夫ですか?実行中のOSに影響を与えますか?回復パーティションの削除方法は何ですか?
Windows 10/8/7でディスク領域を解放してボリュームを拡張するために、回復パーティションを削除しても大丈夫ですか?実行中のOSに影響を与えますか?回復パーティションの削除方法は何ですか?
目次
回復パーティションはシステムディスクの上にある特殊なパーティションです。通常、日常のデータ保存に使わず、パソコンを工場出荷時や特定の状態に戻すためのデータを保存しています。パソコンを回復パーティションから起動することで、リカバリー作業が行えます。
回復パーティションには2種類あります:
1つは、Windows回復環境(WinRE)を保存するパーティションで、WindowsをGPTディスクにインストールすることによって作成されます。通常、Windowsの回復パーティションには、オペレーティングシステム(OS)しか含まれていないため、数百MBのディスク領域を占有します。例えば、Windows 10の回復パーティションは450MBだけが必要で、Windows 8または7ならもっと少ないです。
もう1つは、出荷前にDell、HP、Lenovoのようなコンピュータ製造元によって作成、プリインストールされ、通常はOEMパーティションとしてマークされます。特定のキー(通常にHPならF9で、DellならF12です)を押すことで、OS、ドライバ、ビルトインアプリケーションを含む工場出荷時のデフォルト設定にコンピュータを復元できます。この回復パーティションは、Windowsの回復ーティションよりも多くの領域を必要とします。
※回復パーティションの変更や削除を防止するため、回復パーティションには通常ドライブ文字がなく、「ディスクの管理」には「ヘルプ」オプションしか提供されていません。
※また、一部のソフトウェアを使って、回復パーティションにドライブ文字を追加して回復パーティションが管理できるようになりますが、そこにファイルを保存したり、その中のファイルを変更したりしないでください。システムの回復プロセスの失敗につながる可能性があります。
ハードディスクの空き容量を増やしたい場合には回復パーティションを削除しても大丈夫ですか?もちろん、実行中のOSに影響を与えることなく、回復パーティションを削除することができます。
とにかく、システムに問題が発生した時、回復パーティションからパソコンを復元するのは、システムパーティション内のすべてのデータとプログラムを消去するので、やむを得ない場合以外は、そういう手段を使いません。
上に述べたように、「ディスクの管理」では「ヘルプ」オプションしかないので、回復パーティションを削除することができません。次はWindows 7/8/10で回復パーティションを削除する他の3つの方法を紹介します。
USBメモリを利用して回復ドライブを作成する時にPC から回復パーティションを削除することができます。
回復ドライブの作成が終わったら、次のいずれかの操作を行うことができます。
●回復パーティションをPC上に保持したい場合は、「完了」を選択します。
●PCのドライブ領域を解放したい場合、「Delete the recovery partition(回復パーティションを削除します)」 リンクをクリックして、「削除」を選びます。
注:PCによっては、回復パーティションを削除するオプションが表示されない場合があります。このようなPCには、回復パーティションがありません。
※詳細については、このMicrosoftサポート上に掲載された情報を読んでください。
Diskpart.exeを使用してコマンドプロンプトからパーティションを削除できます。Windows 7を例として、以下の手順に従って、Diskpartで回復パーティションを削除しましょう。
1. 検索ボックスに「diskpart.exe」と入力して、検索結果から「diskpart」を右クリックして、「管理者として実行」を選択します。
2. コマンドプロンプトに「list disk」と入力して、すべてのディスクをディスク番号で表示させます。
3. 「select disk n」と入力して、回復パーティションが存在するディスク(システムディスク)を選択します。nを正しいディスク番号に置き換えてください。
4. 「list partition」と入力して、選択されたディスク上のすべてのパーティションが一覧表示されます。パーティションラベルやパーティション情報を参考にして、削除する回復パーティションがどれか分かります。
5. 「select partition m」と入力します。mは回復パーティションのパーティション番号です。
6. 最後は「delete partition」と入力して回復パーティションを削除します。
補足ほとんどの場合、回復パーティションを正常に削除できますが、「force protected パラメーターを設定しないと、保護されたパーティションは削除できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。こういう場合、「gpt attributes = 0x8000000000000000」と入力し、「delete partition」を繰り返したら、回復パーティションを削除できると思います。
Diskpartは、詳細を表示する明確なインターフェイスがないし、回復パーティションを削除できますが、間違ったパーティションを削除する可能性があります。それに、操作をやり直すことができません。そのため、Diskpartに精通していない人にとっては、それは良い選択ではないと思います。
AOMEI Partition Assistant Standardは無料パーティション管理ソフトで、回復パーティションを削除し、ディスク領域を安全に解放できます。このツールはどのように働くかを見てみましょう:
ステップ 1. このフリーソフトをダウンロードし、インストールし、開きます。
ステップ 2. 対象の回復パーティションを右クリックして、「パーティションを削除」を選択します。
ステップ 3. ポップアップウィンドウで「パーティションの高速削除」を選択して「はい」をクリックします。
他の削除方式を選択したい場合、AOMEI Partition Assistant Professionalにアップグレードする必要があります。これだけでなく、有料版はSSDにOSを移行、ブータブルメディアを作成、データを失うことなくMBRとGPTの間でディスクを変換することができます。
AOMEI Partition Assistant Proの体験版をダウンロードして、すべての機能をプレビュー、操作をシミュレートできます。無料体験
ステップ 4. すると、回復パーティションは未割り当てとして表示されます。仮想結果を確認して問題なければ「適用」をクリックします。
ただ数秒で、回復パーティションが削除されました。AOMEI Partition Assistantの「パーティションを結合」を使用して、この未割り当て領域を他のパーティションに追加できます。或いは「パーティションを作成」を使用して、この未割り当て領域で新しいパーティションを作成できます。