By ゆき / 最後の更新 2021年11月29日

未割り当て領域とは?

Windowsのエクスプローラーでハードディスクの容量を確認すると、各パーティションの合計容量(総容量)はカタログや取扱説明書に記載されているHDD容量よりも明らかに少なく表示されています。こういう場合には「ディスクの管理」を開いてハードディスクの容量を確認すると、未割り当て領域がある可能性が大きいです。

 


「未割り当て」の領域は、パーティションが割り当てられていない領域です。主に「ディスクの管理」において、「未割り当て」の領域として表示されます。

HDDの未割り当て領域

未割り当て領域は、どのパーティションにも属していない領域です。新しいボリュームを作成したり、別のボリュームを拡張したりするのに使用できます。ボリュームを削除または縮小することで取得できます。

オペレーティングシステムが未割り当て領域にデータを書き込むことはできません。従って、未割り当て領域はエクスプローラーで表示されないのは当然です。未割り当て領域は、実際に使用可能なHDD容量がメーカー表記のHDD容量より少なく表示される主な原因となっています。

※補足:未割り当て領域は、HDD(ハードディスクドライブ)/SSD(ソリッドステートドライブ)と、USBメモリやSDカード等のリムーバブルディスクの場合、若干異なる意味を持ちます。
●HDD/SSDの未割り当て領域は、新品の内蔵ハードディスク増設時や、パーティションを削除した時によく見られ、正常な挙動であることが多いです。
●リムーバブルディスクの未割り当て領域は、ほとんどが論理障害です。何らかの不具合の結果、「未割り当て」になってしまった可能性が高いです。ただ、「未割り当て」でも記憶領域は認識しているので、障害の程度としては軽い部類に入ります。

なぜ、未割り当て領域の対処法が必要?

上述のように、未割り当て領域は「区切りのボリューム名が未設定の読み書き出来ない領域スペース」のことです。「使用することが出来ない無駄なスペース」、もっと端的に言えば、「使えない無駄な領域」と言えます。又、これに似た言葉で「空き容量」、「空き領域」(「使える有効な空いた領域」という意味)がありますが、これは「利用可能な未利用容量、領域」のことです。

未割り当て領域はもったいないことになります(特に空き容量不足のHDDにとって)。ディスク容量を最大限に活用するために、未割り当て領域を削除して、パーティションの空き容量に変更する必要があります。

未割り当て領域を削除するために、未割り当て領域を利用して新しいパーティションを作成したり、既存のパーティションを拡張したりすることができます。そのほか、未割り当てになったパーティションを復旧することにより、未割り当て領域を削除することもできます。

次は、未割り当て領域の対処法を3つ(パーティションの作成&拡張、それに復旧)ご紹介しましょう。

未割り当て領域を削除する方法

ここでは、未割り当て領域を利用してパーティションを作成&拡張する2つの方法(Windows標準搭載ツール「ディスクの管理」とサードパーティ製ソフトウェア「AOMEI Partition Assistant Professional」)について詳しく紹介しましょう。また、パーティションを復旧して未割り当て領域を削除する方法(「TestDisk」)も提供しています。

方法1:「ディスクの管理」でパーティションを作成&拡張

まずは「ディスクの管理」を開きます。デスクトップ画面でPC(旧コンピューター)アイコンを右クリックし、表示されるメニューから「管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」を選択します。或いは、WindowsロゴキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」に「diskmgmt.msc」と入力して「OK」をクリックします。

Windows 11/10/8/7でディスクの管理を起動する方法

未割り当て領域を新しいパーティションとして利用

「未割り当て」領域を右クリックし、表示されるメニューから「新しいシンプルボリューム」を選択します。後は、ウィザードに従ってパーティションの作成を完成させます。

ディスク管理でパーティションを作成

ただし、「ディスクの管理」で未割り当て領域を利用して新しいパーティションを作成することに多くの制限があります。例えば、リムーバブルディスクまたは、2TBを超えるMBRディスクでパーティションを作成しようとする時に「新しいシンプルボリューム」がグレーで表示され、使用できないことがあります。

★理由:
基本的に、リムーバブルディスク(USBメモリやSDカード)は全領域が1つのパーティションとして使用されます。複数のパーティションに分割することができません。
MBRディスクは2TBまでしか認識できません。また、最大4つのパーティション(4つのプライマリパーティション、または3つのプライマリパーティションと1つの拡張パーティション)が作成できます。

未割り当て領域を既存のパーティションと結合

※注:「ディスクの管理」での拡張はドライブのすぐ後ろ(右隣り)に未割り当て領域がある場合のみ可能です。

対象のパーティションを右クリックし、表示されるメニューから「ボリュームの拡張」を選択します。後は、ウィザードに従って、未割り当て領域を既存のパーティションに追加します。

Windows10で「ボリュームの拡張」がグレーで表示された問題を解決する方法

ディスク管理でパーティションを拡張

方法2:AOMEI Partition Assistantでパーティションを作成&拡張

ご覧のように「ディスクの管理」の「新しいシンプルボリューム」と「ボリュームの拡張」両方の機能にいくつかの制限があるため、ここでは強力なパーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」を代替品としてパソコン初心者にも強くお勧めします。

AOMEI Partition Assistant Professionalでデータを失うことなくMBRディスクをGPTディスクに変換できるので、2TB以上のディスクでも未割り当て領域を利用して新しいパーティションを作成することができます。また、未割り当て領域がどこにできても、既存のパーティションに結合・追加できるので、隣接していないパーティションでも拡張することができます。

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ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

未割り当て領域を新しいパーティションとして利用

手順 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロード、インストール、起動します。「未割り当て」領域を右クリックして「パーティションを作成」を選択します。

パーティションを作成

手順 2. ポップアップウィンドウで、新しいパーティションのサイズや位置などを編集してから、「はい」をクリックしてメイン画面に戻ります。

パーティションを編集

手順 3. メイン画面の左上にある「適用」をクリックしてパーティションの作成を実行します。

適用

未割り当て領域を既存のパーティションと結合

手順 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロード、インストール、起動します。「未割り当て」領域を右クリックして「パーティションを結合」を選択します。

パーティションを合併

手順 2. ポップアップウィンドウで、未割り当て領域が自動的に選択され、未割り当て領域と結合したいパーティションにチェックを入れて「はい」をクリックします。

パーティションを選択

手順 3. メイン画面の左上にある「適用」をクリックしてパーティションの結合を実行します。

適用

おまけ!未割り当てになったパーティションを復旧

パーティションに関する情報は、パーティションテーブルに保存されています。パーティションテーブルは、一般的にユーザーが直接見たり操作することはありません。ただ、パーティションに関する操作をすると、パーティションテーブルが書き換えられるので、間接的にユーザーが操作する領域でもあります。

「未割り当て」であれば、その領域はパーティションテーブルで指定されていないことを意味します。新たなパーティションとして、自由に使える領域です。まだ別のデータで上書きされていない限り、パーティションの痕跡をたどって、パーティションを復旧できる可能性はあります。

実は、「TestDisk」という、それを行うために作られたソフトウェアがあります。「未割り当て」になってしまったパーティションも、「TestDisk」を使えば復旧できるかもしれません。ここでは、実際に「未割り当て」状態にしたハードディスクを例に復旧作業を行っています。

TestDisk

「TestDisk」の使い方

まとめ

この記事では、HDDの全領域を使用するために、未割り当て領域の対処法(削除方法)を提供しています。「ディスクの管理」またはAOMEI Partition Assistant Professionalで未割り当て領域を利用して新しいパーティションを作成、既存のパーティションを拡張するか、「TestDisk」で未割り当てになったパーティションを復旧することにより、HDD/SSDの未割り当て領域を削除することができます。

パーティションの作成や結合のほか、ディスクを管理するためにAOMEI Partition Assistant Professionalはパーティションの消去、クローン、移動、フォーマットや分割などの機能も備えています。

はい、以上です。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:[email protected]。ここまでありがとうございました。最後!問題を解決しておめでとうございますヽ(〃'▽'〃)ノ☆!