Windows 11/10/8/7でCドライブパーティションを分割!一つから複数へ

ディスクの管理とAOMEI Partition Assistantを使用して、Cドライブをフォーマットせず、データを失うことなく、Windows11/10/8/7でCドライブパーティションを分割する方法を学びます。

Akira

投稿者:Akira/更新日:2023年05月31日

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なぜCドライブパーティションを分割?

Cドライブパーティションを分割する方法を学ぶ前に、まずディスク上のパーティションの概念を理解したほうがいいと思います。

パーティションとは、1つの物理ハードドライブを複数のボリュームに分割する領域です。ディスクの分割とは、オペレーティングシステムが各区域上の情報を別々に管理できるように、ハードディスクやその他の補助ストレージで1つ以上の領域を作成することです。

通常、HDDパーティションの分割は、ファイルとディレクトリが作成される前に、新しく製造されたディスクを準備する第一歩です。ハードディスクに複数のパーティションがあると、利点が多いです:

オペレーティングシステム(OS)とプログラムファイルをユーザーファイルから分離できること:この場合では、ディスク全体ではなく、オペレーティングシステムとインストールされたプログラムのみをイメージ、バックアップまたはクローンすることができますので、時間が大幅に節約されます。
複数のブート設定を使用できること:これにより、1台のコンピュータ上に複数のオペレーティングシステムが搭載されることが可能です。例えば、Windows 7とXPを同じHDDの異なるパーティションにインストールすることができます。そして読者様は具体的状況によって起動したいオペレーティングシステムを選択することができます。
ファイルを保護または隔離できること:これにより、1つのパーティションが破損してしまっても、他のファイルシステムには悪い影響を与えない可能性がありますから、破損したファイルシステムまたはオペレーティングシステムのインストールを簡単に回復できます。

また、一つずつ一覧に挙げられない他の利点が多いですから、ここでただ三つの利点を例として説明しますね。Windows 10/8/7でCドライブパーティションを分割するには、システムパソコンの「ディスクの管理」やその他のサードパーティ製のソフトウェアを使用できます。

どのようにWindows 10 PCのCドライブを分割?

通常、Cドライブパーティションを分割する場合、2つの異なる状況に遭遇することがあります:

状況1:工場から生産されたほとんどのPCは、ハードディスク上に1つのパーティションしか持ちません。つまり、お使いのウィンドウコンピュータに1つのドライブ(ほとんどの場合はCドライブ)しか表示されません。このような状況では、「ディスクの管理」でCドライブを縮小し、取得した余分のスペースを使用して、新規パーティションを作成することができます。操作前に、まずデータをバックアップしてください。このCドライブパーティションの分割操作はデータ損失につながりませんが、リスクを犯さないほうがいいです。

状況2:新しいPCは、購入したときに売り手によって十分に分割されていました。しかし、たまたまにコンピュータから「ディスク領域不足」という警告を受け取るので、システムパーティション(通常はCドライブ)がシステムを実行するのに十分大きくないことが分かります。残念ながら、Cドライブの直後に未割り当て領域がある場合のみに「ディスクの管理」機能は有効になります。そうでなければ、「ディスクの管理」を使用してCドライブの容量不足問題を修正することはできません。そして、「ボリュームの拡張」がグレーで表示されます。

状況1:Cドライブパーティションを分割

ここで状況1のCドライブを分割する二つ方法を紹介します。一つは「ディスクの管理」であり、もう一つはデータを安全状態にするディスクパーティション管理ツールです。

▼「ディスクの管理」でCドライブパーティションを分割

状況1では、「スタート」→ 「コンピューター」を右クリック→「管理」→「コンピュータの管理」→「ストレージ」→「ディスクの管理」に進みます。その後、1つのウィンドウが表示されます。Cドライブを右クリックし、「ボリュームの縮小」を選択し、ディスクの縮小したい値を入力することができます(次のウィンドウ)。

ちなみに、Windows 7には、デュアルブートOS(複数OS)をインストールする場合、16 GB以上の空き容量が必要です。正常に縮小した後、Cドライブの後に1つの未割り当て領域が表示され、その未割り当て領域を右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択してウィザード上のパーティションの詳細を編集します。

ディスクの管理

コマンドmgmt

新しいシンプルボリューム

しかし、より複雑なハードドライブ配置を設定すれば、RAIDアレイまたはマイクロソフトの「ディスクの管理」ツールより強力なディスクパーティション管理ソフトが必要なものです。例えば、HDDパーティションを分割できるソフトAOMEI Partition Assistant Professionalに切り替えることができます。

このプログラムを使用すると、より簡単な方法でパーティションを分割できます(Cドライブだけでない)。また、パーティションのサイズを変更したり、パーティションを作成したり、パーティションを移動したりするのに役立ちます。では、以下のようにやりましょう!

▼フォーマットやデータ損失なしでCドライブパーティションを分割

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロード、インストール、起動します。Cドライブパーティションをクリッし、「パーティションを分割」を選択するか、Cドライブを選択し、右パネルの「パーティションを分割」をクリックします。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。 

パーティションの分割

ステップ 2. 新規パーティションの値を入力するか、真ん中のスライダをドラッグしてHDDパーティションのサイズを設定します。

パーティションのサイズ

ステップ 3. 確認後に「適用」をクリックしてください。

適用

ここまで、新規パーティションを作成しました!おめでとうございます!上記の手順を繰り返すことでさらに多くのHDDパーティションを作成できますが、1つのMBRディスクには最大4つのプライマリパーティションまたは3つのプライマリパーティションと1つの拡張パーティション(無制限の論理パーティションを含む)のみが含まれることに注意してください。もしこの制限を破りたいなら、MBRディスクをGPTディスクに変換することをお勧めします。

参照:①ディスクをMBRからGPTに変換するMBRとGPTの違い:どちらがあなたに適する?

状況2:Cドライブパーティションを分割

状況2では、他のパーティションD 、EまたはFから空き容量を割り当てることによって、Cドライブパーティションを拡張する必要があります。ここでは、AOMEI Partition Assistantを使ってPCのCドライブパーティションに空き領域を追加する方法を説明します。ディスクに未割り当て領域がある場合は、手順2にスキップしてください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを開き、空き領域を取得したいパーティションを右クリックします。「パーティションをリサイズ/移動」を選択すると、未割り当て領域を1つ取得できます。

パーティションのリサイズ

パーティションのリサイズ

ステップ 2. 未割り当て領域を右クリックし、「詳細処理」>「パーティションを結合」を選択します。Cドライブパーティションをチェックします(未割り当て領域がデフォルトでチェックされています)。「はい」をクリックします。

パーティションを結合

未割り当て領域の追加

ステップ 3. Cドライブパーティションのサイズは拡張されますので、「適用」をクリックしてこれらの操作を実行してください。

ok

結論

3つのステップだけで、再起動せずにWindows 11/10/8/7のCドライブパーティションを拡張しましたね。最高だと思います。ご友人やご家族がHDDパーティションの分割方法について助けを求めるときには、返事も簡単になります。

もし読者様はSSDの完全消去(パフォーマンスの向上、ディスクの転売など)、MBRの修復(起動エラー)、高速分割(一つパーティションを複数に分割)、パーティションを割り当てる(Cドライブの拡張など)、ブータブルCD/USBを作成(どこでも自分のシステムを使用)、OSをSSD/HDDに移行、空き領域を割り当てるなど(ディスク換装、データ移行)のような問題を解決するつもりがあれば、このソフトのPro版とServer版を使用するのは非常に効率よいと思います。

パソコンの長時間使用と共に、ディスクエラーがよく起こるかもしれません。上記の機能を利用することで、我々の生活や仕事に便利さを与えると考えています。本当に役立つかどうかと言えば、百の言葉より一つの行動ですね。行動の中に答えがあります。

はい、以上です。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:[email protected]。ここまでありがとうございました。

Akira
Akira・編集者
Akiraは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。