Windows OSのみをHDDからSSDに移行する方法

パソコンの容量がいっぱいになり、PCの動きが大変遅くなって、基本の操作や日常の作業までに影響が出た場合、どうしたらいいでしょうか?Windowsの起動時間を短縮するために、Windowsやアプリケーションを再インストールせず、OSのみをSSDに移行する(HDDをSSDに換装するか、またはSSDを増設、Cドライブを大容量SSDにまるっと換装する)ことができます。今回は、最高のOS移行ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」を使用してHDDからSSDへWindows 11/10/8/7のOSのみを移行する手順をステップ・バイ・ステップで詳解します。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2024年01月31日

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SSDとは?HDDとの違いは?【かんたん解説】

SSDはSolid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)の略で、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)と同じように使える記憶装置です。HDDは回転する円盤に磁気でデータを読み書きしていますが、SSDはUSBメモリーと同じように内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをしています。

SSDとは

🧡HDDと比較したSSDのメリット:
衝撃による故障リスクが低い
読み書きの速度が非常に速い
動作音が静か
サイズが小さく軽い
スティック型などデザインの自由度が高い
💔HDDと比較したSSDのデメリット:
最大容量が少ない
大容量になると容量単価が高い
SSD、HDDそれぞれの良さ SSD HDD
速度
容量
静音性
耐衝撃
軽量
価格

上述のとおり、SSDは多くのメリットがあるため、HDDの次世代の記憶装置としてガンガン普及してきます(今主流として多くのパソコンやスマートフォンに使われています)。また、メーカー製のパソコンにもSSDを搭載する製品が増えてきたことから、今後はSSDがもっと普及になると思われます。

Windows OSのみをHDDからSSDに移行したい

HDDからSSDにOSを移行しようとする人がますます増えています。以下はいくつかの具体的なシーンです:

OSのみをHDDからSSDへ移行

【事例①】いまHDDを使っていて、今度OSをSSDに移行させようと思うのですが、パーティション分割をしていないため、Cドライブしかありません。こんなときどうすればOSだけをSSDに移行させられますか。よろしくお願いします。

 

【事例②】現在1つのHDDでOSなどのシステム関係のデータとゲームや画像などのデータを保存しています。これを、OSだけSSDへ移行させたいと考えています。ですが、普通にドラッグ・スクロールでの移動ではダメだと聞いたので、どなたかやり方を教えていただきたいです。因みにOSはWindows7 Home Premiumです。

 

【事例③】OSはWin7のPCを使っているのですが、CrystalDiskinfoでシステムドライブ(C)と一部のデータ(D)を入れているHDDが注意と出たので、SSDとHDDを買い、システムドライブはSSDへ、残りはHDDへ移動させようかと思っています。これらについていくつか質問があります。まずHDDのシステムドライブのみをSSDへはどのように移動させればいいのでしょうか?OS等はコピペで移動できないのはわかっているのですが、調べてみると市販のソフトを使うということが多いようですが、フリーソフト等でする方法は無いでしょうか?

 

Windows OSのみをHDDからSSDに移行する理由

なぜ、こんなに多くの人はOSのみをHDDからSSDに移行したいですか?古いHDDを新しいSSDに交換してアップグレードするか、またはSSDを増設してCドライブを大容量SSDに丸ごと換装するために、Windows 11/10/8/7を再インストールせず、OSのみをHDDからSSDに移行することができます。

①:古いHDDを新しいSSDに交換してアップグレードする

パソコンの動きが遅くなって、基本の操作や日常の作業までに影響が出た場合、重いパソコンを軽くしたり、パソコンのパフォーマンスを向上させるために、今使っているHDDをSSDと交換するという解決策は考えられるでしょう。

OSやアプリを含め、ハードディスク全体をイチから再インストールしなおすというのは、時間がかかり、効率が悪すぎます。OSをHDDからSSDに移行するのは、システムやアプリケーションを再インストールする必要がないため、時間と労力を節約できます。

②:SSDを増設してCドライブを大容量SSDに丸ごと換装する

SSDはHDDに比べて桁違いに高速ですが、容量は少なめになっているので、読み書き速度を上げたいOSなどはSSDに、写真や動画などの大容量データはHDDに保存するなどして使い分けるのがお勧めです。パソコンはSSDから起動するようにし、データの保存は元のままHDDに任せると、パソコンの高速化とともに十分な容量確保もできます。

例えば、録画したテレビ番組などはHDDに保存すれば、コストパフォーマンスが高く、効率よく使うことができます。SSDとHDDは互いの弱点を補うような関係にあるといえます。特性を知って、用途に合った使い方をすれば、もっとPCライフが楽しくなります。

サードパーティ製ソフトでOSのみをSSDに移行する方法

準備

まずはサードパーティ製ソフトウェアでOSのみをHDDからSSDに移行するのに必要となるものを揃えよう。

必要なものは以下のとおり:
移行先のSSD
OS移行ソフト
移行元のHDD
SSDを接続する時に必要とするもの:デスクトップパソコンの場合、マザーボードのSATAポートにSATAケーブルを使用してSSDを接続します。ノートパソコンの場合、SATA→USB変換アダプターを使用してSSDを接続します。

その中に最も重要なことはソフトの選択です。現在、ソフトは市販品から無料のものまで多数存在します。例えば、サムスン「SSD 830」のデスクトップパソコンキット/ノートパソコンキットには、クローニング機能を持ったバックアップソフト「Norton Ghost」が付属するので、そうした製品を選んでもいいですが、それはブランドの制限があります。

次は、ブランドに関わらず、誰でも簡単に使えるOS移行ソフトとその使い方をご紹介しましょう。

手順①:新しいSSDをパソコンと接続する

デスクトップパソコンである場合、ドライブベイに余裕がある(一般的に2つ以上のドライブベイがある)ため、ハードディスク複数台搭載可能です。電源ケーブルとSATAケーブルで移行先のSSDをパソコンに取り付けて、サードパーティ製のOS移行ソフトで古いHDDから新しいSSDへOSを直接移行することができます。移行後、HDDをパソコンから取り外して、SSDからWindows 11/10/8/7が正常に起動するかを確認します。

装着

ノートパソコンである場合、一般的に1つのドライブベイだけがあるため、外部からUSB-SATA変換アダプターまたはSSDエンクロージャーでSSDをパソコンに接続する必要があります。OS移行が完了した後、HDDをパソコンから取り外して、移行先のSSDを入れ替えると、SSDからWindows 11/10/8/7が正常に起動するかを確認します。もちろん、お使いのノートパソコンにもう1つのドライブベイがあるなら、SSDを直接装着することもできます。

接続

🔊【ヒント】移行先のSSDを取り付けるために、ネジ回しなどのドライバーも必要です。

手順②:Cドライブの容量を減らす

移行の前に、まずはCドライブのダイエットです。HDDからCドライブのファイルすべて、まるっとSSDへコピーしてしまえればまったく問題はないですが、ほとんどの場合、移行先のSSDが、容量は小さいものです。移行にあたっては、少なくともSSDの容量よりもシステムドライブのほうが小さくなければなりません。だからCドライブのデータ容量を、とにかく小さくすることが先決です。

🔊【簡単に言うと】Cドライブは、Windows OSがインストールされているシステムドライブです。

最初にすることは、Cドライブの徹底的な掃除です。不要なファイルはとことん捨てていきます。ドライブに残された不要なファイルはWindowsの「ディスククリーンアップ」から整理できます。また、Windows 11/10/8/7で不要になったプログラムを簡単に削除する手順は次のとおりです。

ステップ 1. スタートボタンをクリックし、検索ボックスに「コントロール パネル」と入力し、「コントロール パネル」をダブルクリックで開きます。「プログラム」の「プログラムのアンインストール」をクリックします。

プログラムのアンインストール

ステップ 2. 現在インストールされているプログラムの一覧が表示されます。どのプログラムがどれだけの容量を占有しているのかわかります。削除したいプログラムを右クリックし、「アンインストール」を選択します。

アンインストール

手順③:Cドライブをバックアップする

OSを移行する前に、Cドライブに重要なデータがあれば、万が一のためにバックアップを作成しておいた方がいいです。Windowsに標準搭載されている「ファイル履歴」などのバックアップ機能でCドライブのデータをバックアップすることができます。或いは、優れたサードパーティ製バックアップフリーソフトAOMEI Backupper Standardを使用することもできます。

Windows 10/11でデータをバックアップする5つの効果的な方法

手順④:OS移行ソフトをダウンロードする

OSだけ移動はかなり複雑な作業に見えますが、OS移行ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalを使えば、すべてが簡単になります。

OS移行中に問題が発生したらどうしますか?OS移行後にシステムやすべてのアプリ/プログラム/ファイルが正常に起動しますか?強力なAOMEI Partition Assistant Professionalはシステムドライブをそのまま丸ごとHDDから新しいSSDへクローンし、クローンしたSSDからコンピューターが起動することを確保するので、これらの不安を解消することができます。

OSのみをHDDからSSDに移行するだけでなく、ディスク全体やパーティションをクローンすることもできます。さらに、移行中に4Kアライメントを調整して、SSDのパフォーマンスを最適化することができます。

Proのデモ版Win 11/10/8.1/8/7
安全かつ快適
🔊【注】デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

手順⑤:OSのみをHDDからSSDに移行する

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールし、開きます。上部のツールバーから「クローン」タブ⇒プルダウンメニューから「OSをSSDに移行」機能をクリックし、OS移行の確認画面で「次へ」をクリックします。

OSをSSDに移行

ステップ 2. 移行先のSSD上の未割り当て領域を選択し、「次へ」をクリックします。

🔐未割り当て領域がない場合、SSD上のパーティションを選択し、「私は、このディスク*上のすべてのパーティションを削除してディスクにシステムを移行したい」にチェックを入れ、「次へ」を使用可能にします。

未割り当て領域を選択

ステップ 3. 必要に応じて、次の画面でSSD上のシステムドライブのサイズや位置を変更することができます。また、ドライブ文字を変更することもできます。そして「次へ」をクリックします。

パーティションのサイズを変更

ステップ 4. 移行先のSSDからOSを起動する時の注意点を真面目に読んでください。後でそれを必要とするかもしれません。そして「完了」をクリックします。

起動注意

ステップ 5. Windows OSのみをHDDからSSDに移行したことをプレビューし、問題なければ「適用」⇒「続行」をクリックし、保留中の操作を実行します。

USBをフォーマット

🔊【注】コンピューターがスリープ状態になると、動作が停止してしまうので、次の設定でスリープ状態になることを防ぎます。「開始ボタン」-「コントロールパーネル」-「システムとセキュリティ」-「電源オプション」-「コンピューターがスリープ状態になる時間を変更」(ウィンドウの左側)-「コンピューターをスリープ状態にする」の「適用しない」を選択します。

手順⑥:SSDからパソコンを起動する

ステップ 1. コンピューターを再起動し、電源投入直後に「Delete(DEL)」または「F2」キーを断続的に押し、BIOS設定画面を表示させます。

🔎【ヒント】BIOSに入る方法は、お使いの機種によって異なります。

ステップ 2. 方向キーで「Boot」タブを選択します。「Boot Option Priorities」で現在の起動順番を確認することができます。

ステップ 3. 1番目に起動するデバイスを新しいSSDに設定するには、方向キーで「Boot Option #1」を選択し、「Enter」キーを押します。

Boot Option

ステップ 4. 「Boot Option #1」画面が表示されます。方向キーで「優先したい起動デバイス」(ここでは、クローンしたSSD)を選択し、「Enter」キーを押します。

BIOSの最初の起動ドライブとして設定

ステップ 5. 「F4」キーを押し、設定を保存する確認画面が表示されます。方向キーで「Yes」を選択し、「Enter」キーを押します。

📢補足:
BIOSで起動順位を変更するほか、HDDを取り外してSSDと交換することにより、SSDから起動することもできます。物理交換の詳細な手順:ノートパソコンである場合、電源を切ります。電源ケーブルと他のケーブルを抜きます。ノートパソコンを裏返し、裏蓋を開けます。ノートパソコンからバッテリーを外し、内蔵のハードディスクを取り出します。マウンターといわれるノートパソコンに固定する金具等が付いています(ノートパソコンによってマウンターの種類は様々です)。ネジ等で固定されているのでハードディスクからすべて取り外します。ハードディスクから取り外したマウンターとネジを、SSDに取り付けます。ノートパソコンにSSDを換装します。SSDを取り付けたらBIOSなどで確認します。認識に成功していたら交換作業は終わりです。デスクトップパソコンである場合、手順はほぼ同じです。
ほとんどの場合、クローン先のSSDが正常に起動できますが、SSDが起動できない時にどこか問題がある可能性があります。例えば、間違ったモードでブートします。具体的に言えば、MBRパーティションスタイルの場合はLegacy BIOSから起動するようになっていますが、GPTの場合はUEFIブートモードを有効にする必要があります。この問題を解決するために、ブートモードを変更するか、パーティションスタイルを変更してください。

手順⑦:古いシステムドライブをフォーマットする

OS移行が成功したら、古いHDDからシステムパーティションをフォーマットしてデータ保存スペース(補助記憶装置)として使用することができます。

ステップ 1. 古いHDDをパソコンと接続し、AOMEI Partition Assistantで古いシステムドライブを右クリックし、右クリックメニューから「パーティションをフォーマット」をクリックします。

パーティションをフォーマット

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、パーティションラベル、ファイルシステム、それにクラスタサイズ(どのクラスタサイズがいいか分からない場合、デフォルトサイズを使うことをお勧めする)を設定することができます。「はい」をクリックして変更を確認します。

ファイルシステムの選択

ステップ 3. メイン画面に戻り、仮想結果をビューすることができます。問題なければ「適用」 をクリックして操作を実行します。

📢補足:
ブータブルメディアを作成してWinPE環境でシステムドライブをフォーマットすることもできます。
フォーマットは一度すべてのデータを完全に消去しません。誰でもデータ復旧ソフトを利用してデータを回復することができます。古いHDDを他の人に販売したい場合は、個人情報や機密データを復元できないように「パーティションを消去」や「ハードディスクを消去」機能を使用してデータを完全に消去することをお勧めします。
4GBを超える大きなファイルをパーティションに保存する場合、FAT32は最大4GBのファイルをサポートするのでNTFSを使用することをお勧めします。

Windows標準搭載ツールでOSのみをSSDに移行する方法

HDDからSSDへWindows OSをクローンしようとする時に、Windows標準搭載ツールを使用したいかもしれません。次はWindows 11/10/8/7に標準搭載されるツール「バックアップと復元」を利用してOSのみをHDDからSSDに移行する方法をご紹介します。

手順①:システムイメージを作成する

ステップ 1. スタートボタンをクリックし、検索ボックスに「コントロール パネル」と入力し、「コントロール パネル」をダブルクリックで開きます。「システムとセキュリティ」の「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。

システムとセキュリティ

ステップ 2. 「バックアップと復元(Windows 7)」で「システムイメージの作成」をクリックします。

システムイメージの作成

ステップ 3. バックアップを保存する場所を選択して「次へ」をクリックします。

🔊【注】ここではSSDをシステムイメージの保存先として選択するために「ハードディスク上」を選択します。

ハードディスク上

ステップ 4. ここでは、バックアップの対象を選択します。システムパーティション(Cドライブやシステムで予約済みパーティションなど)がデフォルトで選択されます。システムイメージに含めたいドライブを追加することが可能です。「次へ」をクリックします。

含めたいドライブ

ステップ 5. 「バックアップの設定を確認します」と表示されます。バックアップ元やバックアップ先を確認して、問題なければ「バックアップの開始」をクリックします。

確認

「バックアップを保存しています… 」のメッセージが表示されます。しばらく待ちます。作成したイメージファイルはSSDの「Windows Image Backup」フォルダーに保存されます。

手順②:システム修復ディスクを作成する

ステップ 1. システムイメージの作成中に「システム修復ディスクを作成しますか?… 」 のメッセージが表示された場合は、「はい」をクリックします。

システム修復ディスクを作成

ステップ 2. 「システム修復ディスクの作成」が表示されます。空のメディア「(DVD)または(ブルーレイディスク)」をPCに挿入し、「ディスクの作成」をクリックします。

システム修復ディスクの作成

修復ディスクの作成が開始されます。完了するまで、しばらく待ちます。作成したシステム修復ディスクはシステムの問題によりパソコンが起動しないとき、解決のためのトラブルシューティングに使用したり、同時に作成した「イメージ ディスク」と併用してパソコンのシステム復元に使用します。

手順③:システムイメージを復元する

ステップ 1. パソコンの電源を切ります。HDDをパソコンから取り外してSSDをパソコンに取り付けます。

ステップ 2. BIOSに入り、起動順位を変更し、BD/DVDドライブにセット(光学ドライブに挿入)するシステム修復ディスクから起動するように設定します。

ステップ 3. 「Press any key to boot from CD or DVD...」と表示された場合は、【スペース】キーなどを押します。「キーボードレイアウトの選択」と表示されます。「Microsoft IME」をクリックします。

Microsoft IME

ステップ 4. 「オプションの選択」と表示されます。「トラブルシューティング」をクリックします。

トラブルシューティング

ステップ 5. 「トラブルシューティング」が表示されます。「詳細オプション」をクリックします。

詳細オプション

ステップ 6. 「イメージでシステムを回復」をクリックします。

イメージでシステムを回復

ステップ 7. 「システムイメージバックアップの選択」が表示されます。「システムイメージを選択する」⇒「次へ」ボタンをクリックします。

システムイメージを選択する

ステップ 8. 「復元するコンピューターのバックアップの場所を選択してください」と表示されます。復元したいシステムイメージ⇒「次へ」ボタンをクリックします。

システムイメージ

ステップ 9. 「復元するシステムイメージの日時を選択してください」と表示されます。復元したい日時のシステムイメージ⇒「次へ」ボタンをクリックします。

日時

ステップ 10. 「コンピューターは、以下のシステムイメージから復元されます」と表示されます。「完了」ボタンをクリックします。

完了

ステップ 11. 「ドライブ内の復元対象のデータはすべて、システムイメージ内のデータによって置き換えられます。」と表示されます。「はい」ボタンをクリックします。システムイメージからの復元が開始されます。完了するまで、そのまましばらく待ちます。

ステップ 12. 「今すぐコンピューターを再起動しますか?」と表示されます。「今すぐ再起動する」ボタンをクリックします。システム修復ディスクをコンピューターから取り外すか、BIOS設定で起動順位を変更します。SSDから正常に起動するかを確認します。

おまけ:SSDを最適化する方法

ノートパソコンのHDDをSSDに換装するためにOSをSSDに移行した後、SSDのより良い性能を得るためにSSDを最適化する対策を知っている必要があります。

SATAモードをAHCI(Advanced Host Controller Interface)に変更します。システムはIDEモードで稼働している場合、ACHIモードはSSDの性能にとってとても重要なNCQ(ネイティブコマンドキューイング)をサポートするのでSATAモードをAHCIに変更すべきです。

SSDに一部の空き容量を残してください。SSDの空き容量を25%以上保持するなら、SSDはより良い性能と安定したパフォーマンスを得ることができます。

SSDのパーティションを整列します。ご存知のように、SSDはデータを保存するためにファイルシステムで4Kセクターの最小単位を採用します。4Kセクターに整列されていない時、SSDの性能は影響を受けます。そのため、SSD上のパーティションを整列するのは重要なことです。ノートパソコンのHDDからSSDに換装できるAOMEI Partition Assistant Professionalを使用してこのタスクも完成できます。

Superfetchを無効にします。Superfetchは多くの時間を無駄にするので、次の手順に従ってそれを無効にすることができます:Windows+R→services.mscと入力→Superfetchを見つける→Superfetchを無効にします。

Trimが有効になることを確認します。SSDにとって、Trimは重要な機能で、SSDの読み書き性能を向上させ、遅延を減らすことができます。この機能が使用可能かどうかを確認するためにWindows + Rを押す→「fsutil behavior query DisableDeleteNotify」と入力する→「DisableDeleteNotify = 0」と表示されるなら、Trimは有効です。「DisableDeleteNotify = 1」と表示されるなら、Trimは無効です。

まとめ

OSをSSDにクリーンインストールする方法やシステムイメージを作成して復元する方法に比べ、AOMEI Partition Assistant Professionalの「OSをSSDに移行」機能を利用してWindows 11/10/8/7のOSのみをHDDからSSDに直接移行する方法がより簡単で、時間がかかりません。

AOMEI Partition Assistant ProfessionalはCドライブの空き容量を増やすために、「OSをSSDに移行」機能でOSのみをHDDからSSDに移行するほかに「アプリ引っ越し」「パーティションを拡張」「パーティションをリサイズ/移動」「重複ファイルファインダー」「大容量ファイルを削除」「PCクリーナー」などの機能を利用することもできます。

さらに、「ディスククローン」機能はシステムディスク全体を別のディスクにクローンするのに役立ちます。Windows ServerをSSDにクローンする場合は、AOMEI Partition Assistant Serverを試すことができます。

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ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。