解決済み:Windows 11、10、8、7でSSDを起動ドライブとして設定する

この記事では、BIOSでSSDを起動ドライブとして設定するための最良かつ最も簡単な方法を紹介します。さらに、強力なサードパーティソフトウェアを使用して、OSをHDDからSSDに移行する方法を紹介します。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2023年05月25日

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案例

「こんにちは、助けが必要だと思います。最近、パフォーマンスを向上させるために古いHDDを交換したいと思って、Lenovo SSDを1つ購入しました。しかし、私はまったくのコンピュータ初心者です。OSをHDDからSSDに移動する方法も、クローンした後にSSDを起動ドライブとして設定する方法もわかりません。」

SSDを起動ドライブとして設定する利点

SSDは( Solid State Drive)の略で、内部に可動な機械部品がなく、フラッシュメモリとコントローラーを備えたストレージデバイスです。従来のHDDと比較して、SSDにはより多くの利点があります。

作動音がない:SSDは可動機械部品の代わりに集積回路コンポーネントを使用するため、HDDよりも静かに動作します。
データの読み込みや書き込み速度が速い:SSDには磁気ヘッドはありませんが、記憶媒体としてフラッシュメモリを使用するため、データをどこに保存するかを自分で見つける必要はありません。読み取りと書き込みの速度もハードディスクよりも高速です。そのため、SSDを起動ドライブとして使用すると、パソコンの起動時間が短縮できます。
発熱、消費電力が少ない:SSDはモーターが不要なので消費電力が少なくなります。また、SSDはフラッシュメモリチップを使用しているため、ほとんど発熱しないです。
衝撃に強い:SSDの内部には、振動、転落に耐えることができる可動な機械部品がないため、ノートパソコンが予期せぬ落下でデータが失われる可能性を最小限に抑えることができます。したがって、モバイル環境でノートパソコンを使用する場合、それは外部ストレージデバイスとして最適なストレージであると言えます。

SSDとHDDはどっちがいい?

SSDの利点により、多くのユーザーはHDDの代わりにSSDを使用し、SSDをPCのブートディスクとして設定する傾向があります。ただし、初心者の場合、SSD上のオペレーティングシステム全体をHDDから移行してブートドライブとして設定するのは簡単ではありません。次の内容は2つの部分に分かれています。まずはオペレーティングシステムをHDDから新しいSSDに移行する方法を紹介し、そしてSDDをBIOSでブートディスクとして設定する方法を説明します。

OSをSSDに移行する2つの方法

古いHDDを取り外してSSDを起動ドライブとして設定する場合、最初に行う必要があるのは、OSをHDDから新しいSSDに移行することです。では、再インストールせずにWindows 11やWindows 10などのオペレーティングシステムを現在のHDDからSSDに移動するにはどうすればいいでしょうか?ここでは、強力なディスクの管理ソフトウェアであるAOMEI Partition Assistant Professionalを推薦します。この強力なツールを使用すると、OSのみをSSDに移行するか、システムドライブ全体をSSDに複製することもできます。その後、起動順位を変更することで、新しいSSDから起動できます。

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方法1.OSをSSDに移行する

★注意事項:
OSをSSDに移行するには、ターゲットドライブに未割り当ての領域が必要です。未割り当ての領域がない場合は、パーティションを削除または縮小して作成する必要があります。
OSをMBRディスクからGPTディスクに移行したい場合は、移行する前にマザーボードがEFI/UEFIブートモードをサポートしていることを確認してください。サポートしていない場合は、MBRをGPTに変換することを忘れないでください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。メイン画面でディスクパーティション情報が表示されます。メイン画面の上部にある「クローン」をクリックし、「OSをSSDに移行」をクリックし、ポップアップウィンドウで「次へ」をクリックします。

OSをSSDに移行

ステップ 2. 次のウィンドウで、SSDディスク上の未割り当て領域をターゲットディスクとして選択し、「次へ」をクリックします。

未割り当て領域を選択

ステップ 3. このウィンドウで、システムパーティションのサイズ、位置、それにドライブ文字などを変更することができます。もちろん、デフォルト設定を維持してもいいです。

パーティションの編集

ステップ 4. ここでは、OSをSSDディスクから起動する方法注意事項が表示され、読んで覚えて「完了」をクリックします。

ブートノート

ステップ 5. メインインターフェイスに戻ったら、「適用」>「続行」をクリックして、オペレーティングシステムの移行を開始します。

適用

方法2.システムディスク全体をSSDにクローンする

プログラム、アプリケーション、個人ファイルなど、オペレーティングシステム以外のすべてのデータをSSDに移動する場合は、「ディスククローン」機能を試すことができます。

★注意:
この方法でターゲットディスク上のすべてのデータが上書きされます。最初にバックアップすることをお勧めします。
大きなディスクから小さなディスクへのクローン作成も許可されます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを実行し、クローンを作成するソースハードディスクを右クリックし「ディスククローン」を選択します。

ディスクコピーウィザード

ステップ 2. 次に、2つのディスククローン作成方法が表示されます。ここでは、「ディスクの高速クローン」を選択することをお勧めします。

ディスクの高速クローン

ステップ 3. SSDをターゲットディスクとしてを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。「SSDの性能を最適化」にチェックを入れてください。

クローン先のディスクを選択

ステップ 4. ここで、ターゲットディスクのパーティションを編集できます(ターゲットディスクがソースディスクよりも小さいため、最初のオプションはクリックできません)。

ディスクを編集

ヒント:
「元のサイズのままコピーする」:パーティションのサイズを変更せずにコピーします。
「コピー先に合わせる」:ディスク全体にフィットするようにパーティションのサイズを自動的に調整します。
「手動で編集する」:ディスク上のパーティションのサイズを手動で調整します。

ステップ 5. メインインターフェイスに戻ります。操作結果のプレビューが表示されます。確認後、問題がなければ、「適用」>「続行」をクリックしてディスクのクローンを実行します。

ディスククローンの確認

BIOSでSSDを起動ドライブとして設定する方法

OSをHDDからSSDに移動した後、古いHDDを取り外さないと、コンピューターは古いHDDから起動します。起動順序を変更する必要があります。ハードディスクを新しいSSDと交換しても、PCは起動できない場合は、他の理由を考慮する必要があります。例えば、ディスクスタイルとブートモードが一致せず、システムファイルが破損し、システムパーティション属性が無効になります。

次に、SAMSUNG、LENOVO、またはSeagate SSDを起動ドライブとして設定する方法を見てみましょう。

ステップ 1. コンピュータの電源を入れ、F12、F2、F8、Esc、またはDelを押し続けてBIOSに入ります。

ステップ 2. BIOSメニューでは、キーボードの矢印キーを押して「ブート」タブに入り、SSDを最初の起動デバイスとして設定して、起動順序を変更します。

更改引导顺序

ステップ 3. 「変更の保存を終了」オプションを見つけて選択し、起動順序への変更を保存します。

プロンプトに従ってコンピューターを再起動します。

追加:WindowsでポータブルSSDブートドライブを作成する

SSDを持ち歩き、必要に応じてPCに接続したいという人もいるかもしれません。この場合、WindowsでポータブルSSDブートドライブを作成して、いつでもどこでも使い慣れたOS環境で起動できるようにする必要があります。幸いなことに、AOMEI Partition Assistant Professionalにはこの機能「Windows to Go Creator」があり、Windows 11、10、8、7を含む現在のOSを転送したり、Windows IOSファイルをSSD/HDD/USBフラッシュドライブにコピーしたりして、ポータブルディスクドライブを作成するのに役立ちます。

Windows To Go Creator

【2つの方法】Windows 10 Live USBを簡単かつ安全に作成する

結論

この記事では、最初にSSDを起動ドライブとして設定する利点をリストすることにより、この操作を実行する必要がある理由を理解できます。また、SSDをブートディスクとして設定する前に、OSを古いHDDから新しいSSDに移行する必要があります。そこで、以下のコンテンツでは、詳細なガイドを提供し、2つの実行可能な方法を紹介しました。記事の最後の部分では、一部の特定のユーザー向けに、AOMEI Partition Assistant Proの別の機能を紹介して、ポータブルSSDドライブを作成し、どこにでもUSBブートディスクを持ち運ぶことができます。

AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン

Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。
更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~(●'◡'●)

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。