Byゆき / 最後の更新日時 2020年02月14日

概要

何らかの原因で、パーティション又はボリュームを縮小したい時、ユーザーって普通は「ディスクの管理」ツールを使う方法を選びます。この方法は直感的で、分かりやすいです。多くの記事でも、この方法を紹介しました。だから、今回もう1つ他の方法を紹介しようとします。これはコマンドプロンプを使用することです。パソコン知識を少し持っているユーザーはこの方法を知っているはずです。パソコン操作に慣れている人々にとって、この方法は一番便利かつ迅速です。

でも、Windowsに内蔵されているこの2つのツールはボリュームの縮小にいつも機能できるわけではありません。時にはエラーも発生するだろう。こういう場合、サードパーティ製のパーティション縮小ソフトを利用してパーティション又はボリュームを縮小することもできます。

なぜボリュームを縮小したいか?

ボリュームの末尾に連続した空き領域があれば、その空き領域部分がボリュームから切り離されて未割り当て領域となることができます。では、どんな状況で、ボリュームを縮小する必要がありますか?

ほとんどの場合、出荷時のハードディスクには、Cドライブのみ、またはCドライブとDドライブが作成されています。ドライブを追加したい場合があるかもしれません。たとえば、システムファイルやデータファイルを別々のドライブで管理したり、パソコンの性能を向上させたりしたいです。こういう時、既存のボリュームを縮小することで未割り当て領域を作成します。この未割り当て領域で新しくパーティションを作成し、又は既存容量不足のボリュームを拡張することができます。

diskpartコマンドによるボリュームの縮小

次は、コマンド・プロンプトからdiskpart.exeコマンドを利用してパーティションやボリュームのサイズを縮小する方法について説明しましょう。

1. まず、diskpartコマンドを起動します。実行には管理者権限が必要であるため、2つの方法を提供します。

● 「WIN+R」キーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」に「cmd」と入力、「Enter」を押して「コマンドプロンプト」が表示されます。そこに「diskpart」と入力して「Enter」を押すと、UAC(ユーザー・アカウント制御)の許可ダイアログが表示されるので、「はい」をクリックして実行を許可します。

● 或いは、「スタート」ボタンをクリック、検索ボックスに「cmd」と入力、検索結果から「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。「コマンドプロンプト」が表示されてから「diskpart」と入力し、「Enter」を押します。

diskpartコマンドの起動後は、diskpartのサブコマンドを入力することです。

2. 縮小の対象となるボリュームの一覧を「list vol」コマンドで確認できます。ここでは、C:ドライブのサイズを縮小させてみます。

3. selectコマンドで縮小対象のボリュームを指定します。この例で「select vol 1」と入力します。

4. 「shrink querymax」と入力すると、縮小可能な最大サイズが表示されます。この例では最大47Gbytesの領域をボリュームの末尾から解放し、未割り当て領域になることができます。

5. 「shrink desired=size」と入力してボリュームの縮小を実行します。引数を付けずにただshrinkコマンドを実行すると、可能な最大サイズまで解放されます。

6. 実行時間は元のボリュームサイズなどにより、十秒から数分までかかります。完了したあと、結果を確認します。

diskpart ボリューム 縮小

これで、ボリュームの縮小が完了します。

Windows7の標準機能でパーティション容量が縮小できない

パーティションを縮小しようとしてもうまく縮小できない状況があります。縮小できないのは移動できないファイルが存在するからです。移動できないファイルは「システムの復元」や「ページファイル」などOSが管理しているファイルになります。

より多くのパーティションのサイズを縮小したい場合、移動できないファイル(ページングファイル)を他のディスクに移動するか、またはシステムの保護を無効にしたり、復元ポイントを削除する必要があります。

【補足】検出された不良クラスタが多い場合、パーティションを縮小することもできません。そのほか、DiskpartはNTFSファイルシステムのボリュームのみを縮小できます。だから、ファイルシステムはFATである場合、Diskpart縮小は利用できません。

diskpartコマンドでボリュームを縮小するには幾つかの欠点があります。それらのデメリットを補うために、AOMEI Partition Assistantが登場しました。これはDiskpartに変わり、コマンドラインでボリュームを思った通りに縮小できます。

Diskpartに代わるパーティション 縮小 ソフト

AOMEI Partition Assistantは強力な機能をたくさん備えます。わかりやすい直観的な日本語GUI(グラフィカルユーザインタフェース)の他にコマンドラインを使ってディスクを管理できます。diskpartコマンドと比べてAOMEI Partition Assistantのコマンドラインの方がシンプルだと思います。

● これは多くのファイルシステムに対応できます。例えば、 NTFS、FAT16/FAT32です。

● これは移動できないファイルの影響を受けずにボリュームを最小のサイズに直接縮小できます。

● これはWindows XP/Vista/7/8/8.1/10とWindows Server 2003/2008/2012/2016を含むほとんどのWindows OSに対応できます。

さて、AOMEIコマンドラインを使用してどのようにボリュームを縮小しますか?次は例を挙げましょう:

1. AOMEI Partition Assistant Professional(有料版)をダウンロードしてからコマンドプロンプトを開きます。AOMEI partassist.exeを使用するために、「cd C:\Program Files (x86)\AOMEI Partition Assistant Pro Edition 6.6」と入力して「Enter」を押します。もちろん、管理者権限が必要です。

2. 「partassist.exe /list」と入力して「Enter」を押すと、パソコン内の全てのディスクが表示されます。

PAボリュームの縮小

3. 縮小したいパーティションやボリュームを含むディスクを指定します。この例で「partassist.exe /list:1」と入力します。

PAボリュームの縮小

4. 縮小対象の詳細情報が表示されたら、必要に応じて異なるコマンドを入力することができます。たとえば、指定されたパーティションを縮小、その左側に40MBの未割り当て領域を作成したい場合、「partassist.exe /hd:1 /resize:2 /reduce-left:40」と入力すればいいです。

PAボリュームの縮小

5. 進行状態が100%に達すると、ボリュームの縮小が完了します。

引数や構文を変更して様々な操作を実行できます。例えば、指定されたパーティションを縮小してその右側に未割り当て領域を作成したい場合、「left」を「right」に置き換えます。

注:

●「/hd」の後ろに縮小したいボリュームを含むディスク番号をつけます。番号は0から始まります。

●「/resize」の後ろに縮小したいパーティション番号またはドライブ文字をつけます。パーティション番号は0から始まります。指定された値はドライブ文字である場合、ディスク番号は無視されます。

● 指定されたサイズの単位はデフォルトでMBです。GBも使用可能です。

また、コマンドラインを使用してパーティションを拡張することもできます。要するに、コマンドラインを使用してシンプルな構文でパーティションを楽にリサイズできます。