ByAOMEI / 最後の更新日時 2020年06月02日

マスターブートレコードとGUIDパーティションテーブルとは

マスターブートレコード(Master Boot Record、略称MBR)とは、PC/AT互換機に於いて、単数または複数のパーティションに分けられたディスクのパーティション外に存在する先頭セクタでブートセクタの一種です。PC/AT互換機では、BIOSがセクタ長が512バイトで先頭1セクタのみのロードしか保証しないため、サイズは512バイトです。

GUIDパーティションテーブル (GUID Partition Table, GPT) は、ハードディスクドライブ上のパーティションテーブルの配置に関する標準規格です。これはインテルの提案しているEFI標準の一部であり、旧来のBIOSで使用されているマスターブートレコード (MBR) の置き換えを意図しています。従来のMBRパーティションが、テーブルのパラメータから、1セクタ512Byteで定義した場合、最大2TiB迄の領域までしか管理できないのに対し、GPTでは、最大8ZiB迄の領域を定義、管理できます。

MBRとGPTの関係

2013年頃には、PC用として一般に市販のHDDの大容量化で、2T越えが始まっておりGPT導入は必至の課題でしたが、マザーボード上のROM内などのシステムソフトウェアのEFI対応もだいたい進んできていたことで、無事に導入が進んだという状況でした。

MBRがマスターブートコード(ブートローダ:起動できるアクティブパーティションを探してプログラムをそこからロードして実行する機械語コードが入っている)で始まるのに対して、GPTはEFIが持つ拡張機能を使ってその処理を実現しています。MBRのエントリがディスクの保護と互換性維持の目的で存在しているのに対して、GPTはパーティションテーブル・ヘッダーとしての役割を担っています。

GPTはLogical Block Addressing (LBA) を使ってディスク内の位置を示します。MBRではCHSによって位置を指定していました。古いMBR情報は LBA 0 に含まれていて、GPTヘッダーは LBA 1 に置かれ、その後にパーティションテーブルが続きます。Windowsオペレーティングシステム (OS) では、16,384バイト(32セクター、16KiB)がGPT用に予約されていて、LBA 34 から通常の使い方ができるようになっています。

GPTは冗長性も提供しています。GPTヘッダーとパーティションテーブルはディスクの先頭と最後部の両方に書き込まれています。

MBRとGPTの違い

MBRとGPTの主な違いについては以下になります。

MBR(マスターブートレコード

1. 古いパーティション方式

2. 2TB以下

3. 最大4個までパーティションを分けれる

4. 32bit環境まで

5. どのマザーボードでも使用可能

マスターブートレコード


GPT(
GUIDパーティションテーブル

1. 新しいパーティション方式

2. 2TB以上(最大8.5ZB)

3. 最大128個までパーティションを分けれる

4. 64bit環境が必要

5. マザーボードがUEFIに対応している必要がある

GUIDパーティションテーブル

    NOTE:

    1)Windows XP以前のOSでは、2TBを超えるハードディスクは4Kセクタに対応していなければ使用する事が出来ないです。

    2)UEFIとは、Intel 6シリーズのマザーボードから導入されたチップセットです。

MBRとGPTのまとめ

1. パーテーションテーブルにはMBRとGPTの2種類があります。

2. Windows XP(エックスピー)やWindows Server 2003では「GPT保護パーテーション」を認識できません。

3. 2013年以降のOSやサービスパックにて「GPT保護パーテーション」を正式に利用可能になりました。

4. Windows Vista(ビスタ)や7、8、10などでは「GPTパーテーション」からの起動とアクセスが可能です。

5. 複数のOSが混在するLAN環境下ではMBR形式でFAT32でフォーマットされた外付けHDDが便利です。

6. 2013年以前に発売されたUSBの外付けHDDは2017年以降に急激に故障する可能性が高いです。

どのような場合でMBRとGuidパーティションテーブルの間で変換?

MBRからGPTへ変換する場合

● 2TB以上のHDDで4個以上のパーティション(拡張パーティションを含めない)を作成したいのであれば、GPT、それ以外はMBRでいいと思います。

● 3TBのハードディスクを扱うにはGPT方式でなければならないです。

● GPTは4つ以上のパーティションを作成しようとする場合に適しています。

● ハードディスクが2TB以上の場合、GPTはMBRより優れています。

● GPTはセキュリティを求めている場合に優れています。

● UEFIブートがサポートされている場合は、システムディスクをMBRではなくGPTにしてください。

GPTをMBRに変換する場合

● マザーボードがUEFIブートをサポートしない場合は、システムディスクをMBRにしください。

● Windows 32ビットをインストールする場合は、MBRをシステムディスクとして選択します。

● 非常に古いWindows OSを使用している場合は、システムディスクをMBRにします。

どのように選べばいいと言えば、上記の場合、及びMBRとGPTの違いを踏まえて選ぶことができます。通常、場合によって我々の選択も変わってくるという事になります。

MBRからGuidパーティションテーブルへ変換する方法

▼実行する前に

次のチュートリアルは、MBRとGPTスタイルの間でのデータとシステムディスクの変換方法を記載しています。しかしながら、あなたはMBRとGPTスタイルの間でシステム・ディスクを変換する場合、GPTディスクがUEFIによって起動できないので、変換操作が完了した後に、UEFI(ユニファイド・エクステンシブル・ ファームウェア・インタフェース)とレガシーの間でブートモードを変更してください。

MBRディスクの制限のため、GPTディスクに4つ以上のパーティションがある場合、このプログラムは、MBRディスクにGPTを変換することはできません。そのため、その時、いくつかの未使用のパーティションを削除して、プライマリパーティションの数を4つ内に制限する必要があります。

では、MBRからGPTへ変換しましょう!

解決法1.データ損失なしでMBRからGuidパーティションテーブルへ変換

まず、AOMEI Partition Assistantをダウンロードしてください、この変換を実現するには、AOMEI Partition Assistant Professional版またはServer版を使用することができます。

ステップ 1. ここでAOMEI Partition Assistant Proの体験版を起動します。変換したいデータディスクを選択して右クリックします。ドロップダウンメニューから「GPTディスクに変換」を選択します。

GPTディスクに変換

ステップ 2. 変換操作を確認した後、「はい」をクリックしてください。

変換操作を確認

ステップ 3. 変換をプレビューできます。変更を実行するにはツールバーの「適用」をクリックしてください。

変換操作を適用

▼注意:

◆ MBRとGPTスタイル間でシステムのブートディスクを変換する場合、システムが起動可能できることを保証するには、変換が完了した後に、BIOSに入て、ブートモードを変更する必要があります。

◆ ラップトップ上のMBRとGPTディスクの間で変換する場合、電力供給が十分であることを確認してください。

◆ データの一貫性を確実にするには、変換処理中にプログラムを異常に終了しないでください。

◆ GPTディスクをMBRディスクへ変換する操作手順は上と同じです。

解決法2.Windowsディスク管理ツールでMBRディスクからGPTディスクに変換

上記の方法以外、Windowsの内蔵ディスク管理ツールを用いて、MBRディスクをGPTディスクに変換することもできます。下記は詳細なステップです。

ステップ 1. 「マイコンピュータ」を右クリックして、「管理」>「記憶域」>「ディスクの管理」を選択してください。

ステップ 2. GPTに変換したいMBRディスクに既存するすべてのボリュームを削除してください。

ステップ 3. 変換したいMBRディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」をクリックしてから、GPTディスクに新しいパーティションを作成することができます。

ディスクの管理でGPTディスクに変換

解決法3.DiskpartコマンドでマスターブートレコードからGUIDパーティションテーブルに変換

他には、Diskpartコマンドでディスクスタイルを変更することも可能です。ただし、この方法はコマンドプロンプトを利用する必要があり、コマンド指令を入力することが必要なので、おススメの方法ではありません!

ステップ 1. コマンドプロンプトを「管理者」として実行します。ダイアログボックスに「diskpart」コマンドと入力し、Enterキーを押します。

ステップ 2. diskpartコマンドで「list disk」を入力し、「Enter」を押します。PC上のすべてのディスクを一覧表示します。変換するディスク番号を覚えてください。

ステップ 3. 「select disk n」と入力し、「Enter」を押します。nはGPTに変換するディスクの番号です。 正しいディスク番号を選択してください。ここでは「ディスク 1」を例として挙げましょう。

ステップ 4. 「clean」と入力し、「Enter」を押します。選択されたディスク内のすべてのボリュームとデータを削除します。

ステップ 5. 「convert gpt」と入力し、「Enter」を押します。MBRからGPTへの変換が完成します。

diskpartコマンドでMBRからGPTへ変換

DiskpartのCleanコマンドを使用すると、「ディスクの管理」ツールで変更不可能でロックされたディスクやパーティションを変更できます。

以上のいずれの方法に通じて、MBRディスクからGPTディスクに変換することができます。

结论

この記事はマスターブートレコード(MBR)からGUIDパーティションテーブル(GPT)へ変換する三つ方法を紹介しました。読者様の望みの方法を選び、ディスク変換を完了することをお勧めします。