データ損失なしでただ数ステップでパーティションサイズを2TB以上にする

この記事では、AOMEI Partition Assistant Serverを使用してパーティションサイズを2TB以上にする方法について説明します。ただ数ステップで問題を解決できるので、是非お見逃しなく~

Asher

投稿者:Asher/更新日:2023年08月24日

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ユーザー案例

LenovoノートPCを初めて入手したとき、パーティション・スタイルをMBRに設定しました。最近、PCのハードディスクを新しい4 TB SSDに交換しました。しかし、2TB以上のパーティションを作成しようとすると、ディスク容量が2TBしか表示されません。なぜ4TBのディスクスペース全体が表示されないのでしょうか?助けてくれてありがとう。

- あるユーザーからの質問

2TB以上のパーティションが必要なのはなぜか?

情報爆発の現時点では、データ量が増え続けるにつれ、記憶装置の容量に対する要求はますます高くなっていきます。特に、大量的なデータを扱うサーバーでは、ハードディスクが大きければ大きいほどいいです。また動画コンテンツの4K、8K化、高解像度の写真、大規模なデータベース、豊富なアプリケーションなど、一つ一つのファイルサイズが大きくなってきています。このような背景から、2TB以上の大容量パーティションが必要とされるケースが増えてきました。

昔人々はハードウェアRAIDコンテナを配置するかもしれませんが、現在ハードディスクはハードウェアRAIDコンテナの代わりになります。それはハードディスクは4TB/8TBの容量に達することができるからです。そこで、従来のパーティションサイズでは、これらの大容量データを効率的に保存・管理することが難しくなりました。例えば、4K動画の編集を行う場合、数十GB、数百GBという大きなデータを扱うことが一般的です。小さなパーティションサイズでは、このようなデータを効率的に取り扱うことが難しく、作業効率の低下を招きます。

また、データのバックアップや復元、移動などの操作を行う際にも、2TB以上のパーティションは有利です。大きな容量を持つことで、データの整理や管理が容易になり、取り扱いやすくなるのです。さらに、データの安全性も考慮すると、大容量のパーティションはメリットがあります。2TB以上の大きなパーティションを持つことで、データの分散が減少し、一つの場所に集約されるため、万が一のデータロス時も復元がしやすくなります。

パーティションサイズを2TB以上にするには?

2TB以上のパーティションを作成する前の下準備:

まず最初に考慮すべきは、既存のデータのバックアップです。パーティション操作は複雑であり、失敗するとデータの損失の原因となる可能性があります。したがって、重要なデータは外部のストレージに確実に保存しておくべきです。

次に、使用するディスクのフォーマット形式の確認が必要です。従来のMBR形式では2TB以上のサイズをサポートしていないため、GPT(GUIDパーティションテーブル)形式への変更が求められる場合があります。

最後に、ディスクの健康状態の確認も重要です。長時間使用されたディスクにはエラーや不良セクタが存在することがあるので、その確認と修復を行うことで、新しいパーティションの作成をスムーズに行えます。

初めてPCを手にしたとき、パーティションスタイルを設定するよう求められるだろう。パーティションスタイルにはMBRとGPT 2種類の最も基本的な概念で、いくつかの点でかなり異なます。

MBRは古いスタイルで、ハードディスクにすべての情報を記録できる。MBRは古いスタイルで、ハードディスクにすべての情報を記録できます。PCに保存されたデータにアクセスする権利を取り戻すには、MBRを再構築する必要があります。MBRは2TB以下のパーティションサイズと4つのプライマリパーティションしか使用できません。これはBIOSファームウェアのインターフェイスとして機能します。

GPTは新しいパーティションスタイルで、MBRの制限を克服するために開発されました。パーティションスタイルをGPTにすると、2TB以上のパーティションを作成できます。また、最大128個のプライマリパーティションを作成できます。

MBRまたはGPT

パーティション作成にサイズと量の制限がなければ、それは良いことです。しかし、すべてのマシンが最初から2TBを超えるパーティションをサポートしているわけではありません。いくつかの変更を加える必要があります。だから、パーティションサイズを2TB以上にしたい場合は、まずMBRをGPTに変換してください。また、Microsoftの発表によると、Windows 11システムはUEFIモードでのみ起動できます。Windows11にアップグレードする場合は、GPTディスクとUEFIが必要です。

変換したいディスクにシステム(OS)がインストールされている場合は、システムファームウェアがUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用していることを確認してください。GPT起動機能はお使いのコンピュータまたはサーバで使用されることができます。また、Windowsオペレーティングシステム(OS)は次の1つである必要があります。

● Windows Server 2012 と2012 R2
● Windows Server 2008 と 2008 R2 (32-ビットまたは64-ビット)
● Windows 8 (64-ビット)
● Windows 7 (64-ビット)
● Windows Vista (64-ビット)
● Windows 11
注意:Windows XP(32-ビットも64-ビットも)はできません。

すべての準備ができたら、MBRからGPTへの変換を開始できます。

パート1. データを失うことなくMBRをGPTに変換する

MBRからGPTへの変換と言えば、一般的に、ディスクの管理、DiskPart、およびサードパーティ製ソフトウェアという3つのツールがあります。このうち、ディスクの管理とDiskPartは、どちらも無料のWindows内蔵ユーティリティです。しかし、これらのツールで変換を実行するには、ターゲットハードディスクにパーティションがない必要があり、つまり、すべての既存のパーティションを削除する必要があります。したがって、深刻なデータ損失が発生する恐れがあります。この場合、強力なサードパーティ製ソフトウェアであるAOMEI Partition Assistant Professionalをお勧めします。

このAOMEIソフトウェアを使用すると、データを失うことなく、数回クリックするだけでMBRをGPTに、またはGPTをMBRに簡単に変換できます。一方、NTFSからFAT32への変換、ダイナミックからベーシックディスクへの変換、プライマリドライブから論理ドライブへの変換など、他の機能も利用可能です。

Windows 11、10、8.1/8、7、Vista、XPで2TB以上のパーティションを作成する方法は?まず、MBRをGPTに変換する必要があります。それを実現するために、市場で最高のディスクマネージャーを試してください!

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードして起動します。メインインターフェイスで変換するディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。

GPTとMBRの変換ソフト

ステップ 2. ポップアップする2つのウィンドウで「はい」をクリックします。

操作を確認

ステップ 3. 保留中の操作一覧で変換をプレビューできます。「適用」>「続行」をクリックして、プロセスが完了するのを待ってください。

適用

AOMEI Partition Assistantはプロフェッショナルなパーティションツールです。「GPTディスクに変換」機能を使用すると、データ損失なしで簡単なステップでMBRをGPTに変換することができます。

パーティションサイズを2TB以上にする

ディスクをMBRからGPTに変換した後は、パーティションサイズを2TB以上にすることができるようになります。AOMEI Partition Assistantは引き続き使用できます。ただの違いは「パーティションをリサイズ/移動」という機能を使用することです。

ステップ 1. サイズを変更したいパーティションを右クリックして、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

サーバ版のパーティション拡張ウィザード

ステップ 2. この画面で、右側のスライダバーを右方向にドラッグして伸ばします。

拡張

ステップ 3. Cドライブが拡張されたプレビューを表示します。ツールバーの「適用」をクリックし、パーティションの変更を実行します。

適用

または、「パーティションを拡張」機能も使用できます。

ステップ 1. 管理者としてこのソフトウェアを起動し、主な画面が表示されます。右上隅にある「ツール」→「パーティションを拡張」をクリックしてください。

パーティションを拡張

ステップ 2. 「パーティションを拡張」オプションをクリックした後、わかりやすいパーティション拡張ウィザードに入ります。

パーティション拡張ウィザード

ステップ 3. 「システムパーティションを拡張」を選択して、「次へ」をクリックします。そして「ようこそ」画面をスキップしてください。次のページに移動します。ここでは、パーティション拡張のために縮小可能なパーティションが全て表示されます。

縮小可能なパーティション

ステップ 4. 「D」前のチェックボックスにチェックを入れてください。Cドライブを拡張するために、それを縮小して空き領域を取得することができます。「次へ」ボタンをクリックして次のページに移動してください。

サイズを変更

ステップ 5. 「新しいサイズ」ページで、スライダをドラッグするか、または「新しいサイズ」ボックスに適切なサイズを入力することにより、Cドライブのサイズを変更することができます。ここで105GBの新しいサイズを指定して、「次へ」をクリックします。

続行

ステップ 6. 「ディスクレイアウト」ページには、全ての操作が表示されます。拡張操作を確認して問題なければ「続行」→「はい」ボタンをクリックします。また、ここでは操作に要する時間が表示されます。

続行

ステップ 7. そして、進行状況が表示されます。拡張操作が完了すると、プログラムはレポートを送信します。ここで、50GBのサイズがCドライブに成功に増加されました!

進行状況

パーティションサイズを2TB以上に拡張するすべての手順は、上記に記載されました。簡単でしょう!

パーティションサイズを2TB以上にするに関するよくある質問

Q1. なぜ2TB以上のパーティションサイズが必要なのか?

A1. 近年、ビデオや高解像度の画像、大容量のアプリケーションなど、データ量が増えています。2TB以上のパーティションサイズを作成することで、これらの大容量データを効率的に管理できます。

Q2. パーティションのサイズ変更は危険か?

A2. パーティションのサイズ変更は慎重に行う必要がありますが、正しい手順で行えばリスクは最小限に抑えられます。しかし、重要なデータは事前にバックアップすることをおすすめします。

Q3. MBRとGPT、どちらを選べばいいか?

A3. 2TB以上のパーティションを作成する場合、GPT(GUIDパーティションテーブル)が推奨されます。GPTは大容量のディスクをサポートし、MBR(マスターブートレコード)よりも進んだ機能を持っています。

Q4. 既存のデータがある場合、2TB以上のパーティションに変更できルか?

A4. はい、可能ですが、パーティションのサイズ変更時にデータが失われるリスクがあるため、データのバックアップを忘れずに行ってください。

Q5. パーティションサイズを変更する際に注意すべきポイントは?

A5. まず、重要なデータのバックアップを取ることが大切です。また、電源の安定した状態で作業することや、正しい手順に従うことが重要です。

Q6. パーティションサイズを2TB以上に変更した後の最適化方法は?

A6. パーティション内のデータを整理し、不要なファイルを削除することで、パフォーマンスを向上させることができます。

Q7. 2TB以上のパーティションを作成する際、特別な設定は必要か?

A7. 特別な設定は必要ありませんが、ディスクのフォーマット時にGPTを選択することを忘れずに行ってください。

結論

パーティションサイズを2TB以上にするにはどうすればよいですか?この記事では、どのような状況で2TBを超えるパーティションを作成できるかを学びます。また、強力なサードパーティソフトウェアユーティリティであるAOMEI Partition Assistant Serverが導入され、データを失うことなくMBRからGPTへの変換を完了できるようにしました。

AOMEI Partition Assistantはオールインワン(一体化)のパーティションソフトウェアです。このパーティションソフトウェアはOSをSDDに移動、Windows 8 To Goを作成、ディスクの状態をチェックする どの機能もサポートします。

心からこのソフトウェアをダウンロードしパーティションの2TB制限を破 るようお勧めいたします。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なく弊社のサポートスタッフ:[email protected]にお問い合わせください。勿論、弊社のウェブサイトで答えを見つけることもできます。

ご参考になれば、幸いです。ここまでありがとうございました。最後!問題を解決しておめでとうございますヽ(〃'▽'〃)ノ☆!

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。