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MBRディスクからGPTディスクに変換する3つの方法
DiskPartコマンド、内蔵されている「ディスクの管理」及びサードパーティ製のパーティション管理ソフト、3つのツールを使用してMBRディスクからGPTディスクに変換する手順を紹介します。
DiskPartコマンド、内蔵されている「ディスクの管理」及びサードパーティ製のパーティション管理ソフト、3つのツールを使用してMBRディスクからGPTディスクに変換する手順を紹介します。
MBRはマスター ブート レコードの略称であり、標準 BIOS パーティション テーブルを使用する従来のパーティションテーブルです。一方で、GPTはGUID パーティション テーブルの略称であり、ユニファイド・エクステンシブル・ファームウェア・インタフェース(UEFI)を使用する新しいパーティション方式です。
MBRディスクと比べてGPT ディスクは主に2つの利点があります:
● GPTディスクは、ディスクが2TBより大きい場合にも対応することです。
● GPTディスクは、各ディスク上で4つを超えるパーティションを設定できることです。
だから、ディスクに4つ以上のパーティションやボリュームを含めたい場合、や2TB以上のHDDをWindowsに認識させたい場合、MBRディスクからGPTディスクに変換する必要があります。
一般に、MBRをGPTに変換するのは3つの方法があります。
対象ディスクには何も(データやボリューム)入っていない場合、Windowsに搭載されている「ディスクの管理」ツール、またはDiskpartコマンドを使ってMBRとGPTの変換を実現できます。
しかし、この2つの方法はデータを消す必要があるので、対象ディスクにボリュームがある場合、前もってバックアップを取っておいてから既存ボリュームを全部削除するか、サードパーティ製のパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantを使用します。AOMEI Partition Assistantはデータを残したままMBRディスクからGPTディスクに変換することができます。
次はこの3つの方法をひとつずつ説明しましょう。
変更する前に知っておくべきこと
● リムーバブルメディア、またはクラスター サービスによって使用される共有SCSIまたはファイバーチャネルのバスに接続されているクラスターディスクでGPTパーティションスタイルを使用することはできません。
● 32bit版のWindows XPでGPTディスクが利用不可となります。
方法1:AOMEI Partition Assistantを使用する
このソフトはユーザーが使いやすい画面をデザインしました。初心者でも分かりやすい変換手順ガイドに従えば、MBRをGPTに迅速かつ簡単に変更できます。また、データの完全性を確保するために変換中にこのプログラムを終了させないでください。
手順 1. 異なるシステムにより、適切なバージョンをダウンロードし、インストールし、起動します。ここではもっと高度な機能を備えるPro版を例としましょう。
手順 2. GPTに変換したいMBRディスク(ここではディスク2)を右クリックし、ドロップダウンメニューから「GPTディスクへ変換」を選択します。
手順 3. 次は「このMBRディスクをGPTディスクに変換しますか」と聞きます。確認したら「はい」をクリックします。
手順 4. 問題なければ、「適用」→「続行」をクリックして操作を実行します。
変換が完了した後、AOMEI Partition Assistantを使用してGPTディスクをうまく管理できます(例えば、パーティションの削除、リサイズ、分割、結合)。GPTに変換したディスクは2TB以上である場合、新しいパーティションを作成、既存パーティションに未割り当て領域を追加することもできます。
方法2:Windowsインターフェイスを使用する
手順 1. 「コンピューター」を右クリック、「管理」→「ディスクの管理」をクリックして「ディスクの管理」コンソールを開きます。
もし、対象ディスクは未使用新品なら、最初、それをパソコンに取り付けて初期化する時、GPT形式でフォーマットすればいいです。もし、HDDにボリュームやパーティションが既に存在するなら、「GPTディスクに変換」オプションがグレーアウトします。この場合、まず全てのボリュームを削除する必要があります。
注:次の手順はデータ紛失を起こすので、事前に貴重なデータをバックアップしてください。
手順 2. 「ボリュームの削除」機能を利用してMBRディスクにある全てのボリュームをひとつず削除します。
手順 3. 「未割り当て」と表示されるので、このディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。ただ数秒でMBRからGPTへの変換が完了します。
そして「新しいシンプルボリューム」機能を利用してGPTディスクにパーティションを作成し、バックアップしたデータを復元することができます。
方法3:コマンド ラインを使用する
「ディスクの管理」ツールと同じ、Diskpartを使用する時、ディスクにある全てのボリュームを削除する必要があるので、重要なデータを失わないように、バックアップを取っておいたほうが良いです。
手順 1. 「スタート」メニューをクリックし、検索ボックスに「diskpart」と入力し、「Enter」を押します。「はい」をクリックし、管理者としてコマンドプロンプトを起動します。
手順 2. 「list disk」と入力し、「Enter」を押してすべてのディスクが表示されます。
手順 3. 「select disk n」と入力し、「Enter」を押してGPTに変換したいディスクを指定します。nはGPTに変換するディスクの番号です。ここでは「Disk 1」を例として挙げましょう。
手順 4. 「clean」と入力し、「Enter」を押して指定されたディスクの全てのボリュームを削除します。
手順 5. 「convert gpt」と入力し、「Enter」を押してMBRからGPTへの変換が完成します。
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