[安全で拡張]回復パーティションを別のSSDにクローンする方法

ディスクパーティションの容量不足の場合、回復パーティションを削除して空き領域を解放できます。安全拡張のために、削除前に別のSSD/HDDにクローンすることをお勧めします。この記事でその方法を紹介します。

Akira

投稿者:Akira/更新日:2022年10月31日

この記事を共有: instagram reddit

ユーザーの悩み

   
   
   
       

Windows 10搭載Pentium N3520 Lenovoラップトップおよび500GB HDDを持っています。Samsung 850 EVO 250GB SSDに交換したいのですが、回復パーティションをSSDにコピーまたはクローンし、新しいSSDにOSを移行させることはできますか?何か提案はありますか?

       

- あるユーザーからの質問

   

回復パーティションの価値

通常、回復パーティションは2種類あります。Windows 回復パーティション、およびコンピュータサプライヤから提供される回復パーティションがあります。

Windows 10の回復パーティションは約450MBです。コンピュータサプライヤから提供される回復パーティションは約20GBです。そのため、より多くの空き容量を解放するために回復パーティションを削除したいと思う人がいるかもしれません。

ただし、回復パーティションは非常に重要なモノだと思います。日常生活と仕事中にあまり使用しませんから、重要だと思わないかもしれません。実は、Windowsの回復パーティションを使用すると、パソコン故障などの場合にWindowsの回復環境(WinRE)から起動してPCを復元できます。つまり、復元パーティションは我々のパソコンの最後の保護だと思います。

製造元によって作成された回復パーティションを使用すると、特定のキーを押すことでコンピュータを工場出荷時のデフォルト設定に回復できます(異なるコンピュータブランドでは異なるキーが提供されます)。

一つのいい方法があります。回復パーティションを削除する前に別の場所にクローンしておくことです。こうして、ディスクの空き領域を作成できますし、将来の意外故障に備えて準備できます。

Windows 10でSSD/HDDに回復パーティションをクローン

AOMEI Partition Assistant Professionalは、システムクローン、ディスククローン、パーティションクローンを含む優れたディスクパーティション管理ソフトです。これらの機能を使用すると、OSをSSD/HDDに移行したり、Windows 11/10/8/7で回復パーティションをSSD/HDDに簡単に移行したりすることができます。

次は、回復パーティションを別のHDDにコピーする方法です。

準備:

まずAOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロードします。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
動作確認の目的でのみ使用される

●そして、Windowsパソコンにインストールします。準備したSSDをパソコンに接続します。その後、次の手順に従ってください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。お使いのハードディスクの基本状況が表示されます。勿論、回復パーティションも表示されます。回復パーティションをSSDにクローンするには、パーティションを右クリックして「パーティションをクローン」を選択します。

パーティションクローン

ステップ 2. 2つのクローン方法がある:「パーティションの高速クローン」と「セクタ単位のクローン」。1つを選択して、ここで一番目のオプションを選択します。「次へ」をクリックしてください。

高速クローン

注意:
パーティションの高速クローン:パーティションの使用済み領域のみをクローンし、クローン処理中のパーティションのサイズ変更をサポートします。容量を節約できるし、セクタ単位のクローンより高速だし、ここでお勧めします。
セクタ単位のクローン:使用されているかどうかにかかわらず、パーティションのすべてのセクタを別のディスクにクローンします。この操作により多くの時間がかかるので、ターゲットディスクの容量がソースパーティションより大きいことも必要です。

ステップ 3. その後、SSDをターゲット場所として選択してください。ここでは、「SSDの性能を最適化」というオプションにチェックを入れることをお勧めします。これでSSDのパーティションを整列し、パフォーマンスを向上させます。「次へ」をクリックします。

SSDを選択

ステップ 4. この画面でターゲットディスク上のパーティションのサイズを変更できます。または、後でAOMEI Partition Assistantでディスクを再分割することもできます。

パーティションサイズを変更

ステップ 5. メインインターフェイスに戻り、表示される結果を確認して、問題がなければ、左上の「適用」→「続行」をクリックして、回復パーティションをクローンします。少々お待ちください。

パーティションクローンを実行

まとめ

ここまで、Windows 11/10/8/7でSSD/HDDに回復パーティションのクローンを作成することは簡単になります。

もし読者様はSSDの完全消去(パフォーマンスの向上、ディスクの転売など)、MBRの修復(起動エラー)、高速分割(一つパーティションを複数に分割)、パーティションを割り当てる(Cドライブの拡張など)、ブータブルCD/USBを作成(どこでも自分のシステムを使用)、OSをSSD/HDDに移行など(ディスク換装、データ移行)のような問題を解決するつもりがあれば、このソフトのPRO版とサーバ版を使用するのは効率よいと思います。詳細はこちらへ

パソコンの長時間使用と共に、ディスクエラーがよく起こるかもしれません。上記の機能を利用することで、我々の生活や仕事に便利を与えると思います。では、試してみましょう~!

Akira
Akira・編集者
Akiraは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。