Windows 10をUEFI SSDにクローンする方法

UEFIブートモードを楽しむには、WindowsブートディスクをGPT SSDにクローンする必要があります。この記事では、Windows 11/10/8/7でWindows OSをSSD UEFIドライブにクローンする方法を学びます。ここではWindows10を例とします。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2024年03月01日

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なぜ:UEFI SSDにクローン→UEFIの起動速度はBIOS Legacyより速い?

Windows10をSSD UEFIにクローンする方法を学ぶ前に、UEFIとBIOSブートモードの基本情報を知りたいと思うかもしれません。

UEFIとBIOSブートモードの基本情報

レガシBIOS(Legacy BIOS)はオペレーティングシステムを起動するために約20年以上前に設計された古いユーティリティです。しかし、これは16ビットシステムであり、最大1MBのメモリにしかアクセスできません。2TBを超える大容量HDD上でのOS起動や、最新のハードウェアとオペレーティングシステム(OS)との統合には限界が生じてきました。
UEFIは古いBIOSファームウェアインターフェイスとEFI(Extensible Firmware Interface)に代わる新たなユーティリティです。BIOSでのハードウェアを診断せずに高速なOS起動が可能となり、ソフトウェアの相互運用性を向上させます。2Tbytes以上の高容量ハードディスク制御やWindows 64 bit版に適しています。

UEFIが登場する前は、BIOS(Basic Input Output System)がハードウェアの制御を行っていました。BIOSは昔から使われてきたプログラムですが、OSやハードウェアの技術進歩についていけなくなり時代遅れになりました。

UEFIモードはGPTファイル形式を使い、レガシBIOSの場合は MBRファイル形式を使います。

OSの起動速度などを向上させたいユーザが多いかもしれません。こんな場合、MBRディスクからGPTディスクにWindows OSをクローン化するユーザも多くなっています。こうしてUEFIモードを利用するようになります。

Q:MBRとGPTの違い:どちらがあなたに適する?

Windows10 OSをUEFI SSDにクローンする強力なソフトをお勧め

ディスクパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalをお推奨します。このツールは、32ビットおよび64ビットのWindows 11/10/8/7/Vista/XPと互換性があります。

これで、MBRシステムディスク全体をGPTに、またはGPTシステムディスクをMBRディスクにクローンできます。そのクローンディスクから起動する場合は、その対応のブートモードに変更していいです。それに加えて、次の機能を提供します:

OSのみをGPTのSSDに移行できます。これで、SSDのUEFIブートモードを実現することができます。
クローン作成プロセス中にターゲットディスクSSD上のパーティションを合わせることができます。これにより、SSDの読み込み速度を向上させるし、パフォーマンスを最適化できます。
ディスクまたはパーティションのみのクローンを作成する場合は、すべてのセクタのコピーと使用済み領域のみのコピーをサポートします。

SSDにWindowsをクローンするための準備

Windows 11/10/8/7ディスクをSSDドライブにコピーし、UEFIブートモードを採用する前に、その後のクローン作業をスムーズに進めるために、以下の準備をお願いします。

SSDドライブの記憶容量を確認:すべてのクローンデータと将来のファイルのための余分なスペースを保持するために、SSDの容量は少なくともソースドライブのものと同じかより大きいことを確認します。
SSDドライブ上のすべてのデータをバックアップ:SSDドライブ上のすべてのデータはクローン作成中に消去されますので、事前に完全なバックアップをとっておいてください。
元ドライブをクリーンアップ:SSDドライブ用にスリムにするために、元ディスク上のアプリケーション、一時ファイル、冗長なレコードを削除します。
 SSDの接続方法:SSDドライブがPCにインストールされていない場合、クローン作成前にSSDをPCに取り付けるためのアダプタまたは外付けドックが必要です。
常時電源:ハードディスクのクローン作成には時間がかかるため、特にデータ量が多い場合は、確実な電源の確保が必要です。突然の停電によるデータ消失の可能性を回避することができます。

続行!UEFI(GPT)SSDにWindows10をクローン

では、AOMEI Partition Assistant Proのデモ版を無料ダウンロード、試してみましょう!以下は、Windows10をSSD UEFIにコピーする方法です。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
注意
デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。
クローンすると、クローン先のSSDのデータが消去されます。その上に大切なデータがある場合は、操作前に別の場所にバックアップしてくださいね~

ステップ 1. UEFI SSDをWindows10搭載パソコンに接続し、正常に認識されたことを確認します。

ステップ 2. AOMEI Partition Assistant Proの体験版をインストールして実行します。システムディスクを右クリックし(ここではMBR形式のディスク1です)、「ディスククローン」を選択します。

ディスクをコピー

ステップ 3. 「ディスクの高速クローン」と「セクタ単位のクローン」から1つを選択します。ここでは一番目の方法を選択します。

ディスクの高速コピー

ステップ 4. ターゲットSSDを選び、「SSDの性能を最適化」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。

SSDの性能を最適化

ステップ 5. ここで、SSDのパーティションを3つの方法で編集できます。必要に応じて選択します。すべて完了したら、「次へ」をクリックします。

SSDのパーティションを3つの方法で編集

ステップ 6. 今、メインインターフェイスに戻ります。「適用」→「続行」をクリックして、Windows10をUEFIディスクにクローンします。

Windows 10をUEFIディスクにクローン

※重要:クローン先のGPT SSDから正常に起動するため、ブートモードをUEFIに変更する必要があります。

結論

この強力なディスククローン作成ソフトを使用すると、Windows 10をUEFI SSDドライブに簡単にクローンできます。

クローン機能のほかに、AOMEI Partition Assistant Proでは損傷なしでSSDを消去したり、削除されたパーティションを回復したり、データを失うことなくブートディスクをMBRとGPTの間で変換したりすることができます。

サーバユーザや会社運営者向けバージョンもあります:Windows Serverで使用可能なAOMEI Partition Assistant Server版です。ITサービスプロバイダーや企業である場合、台数無制限のPC&サーバー向けAOMEI Partition Assistant Unlimited版とTechnician版をお勧めします。AOMEI Partition Assistant Technician版は上記の機能以外、クライアントに有償技術サービスを提供できます。

各AOMEI Partition Assistant(PA)バージョンの比較

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。