「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした」エラーの修正

この記事では、Windows7/8からWindows10にアップグレードするときに受信された「システムで予約済みのパーティション を更新できませんでした」エラーを修正する方法についてご紹介します。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2024年02月05日

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「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした」問題

Windows 7/8/8.1からWindows 10にアップグレードするときに、「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした。」エラーが出ることがあります。また、0x800F0922というエラーコードや別のエラーメッセージが表示されることもあります。

システムで予約済みのパーティション を更新できませんでした

「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした」原因

このWindows10更新エラーが発生する原因は、通常、システム予約済みパーティションに十分なスペースがないことです。分割されたMBRディスクにWindowsをインストールすると、重要なブートファイルを格納するために、システムパーティション(つまり、Cドライブ)の前に「システムで予約済み」と表示されるパーティションが作成(追加)されます。その上にボリュームラベルとかドライブレター(ドライブ文字)とかが割り当てられていません。

Windows「エクスプローラー」に表示されませんが、「Windows」+「R」キーで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「名前」入力ボックスにdiskmgmt.mscと入力し、「ENTER」キーを押して「ディスクの管理」でシステム予約済みパーティションを確認することができます。

システムで予約済みのパーティション

Windows 7では、システムで予約済みのパーティションは100MB、Windows 8では350MB、Windows 10では約500MBのディスク容量を占めます。Windows 10にアップグレードする時には、システム予約済みパーティションにより多くの空き容量を確保しておくことが必要です。システム予約済みパーティションに十分な空き領域がない場合は、Windows 7/8からWindows10へ正常にアップグレードすることができません。

📝ノート:Windows 10を、指定したパーティションに新規インストール(クリーンインストール)する場合、このようなエラーメッセージが表示されません。ちなみに、システムで予約済みのパーティションはWindows 7の時代から存在していてるため、Windows 7以前のバージョンではこの問題が発生しません。

「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした」ソリューション

システム予約済みパーティションの更新に失敗することを解決するために、データを失うことなく、ディスクとパーティションをうまく管理できるAOMEI Partition Assistant Standard(サードパーティ製の無料ディスクパーティション管理ツール)を使用して、システムで予約済みのパーティションのサイズを増やすことができます。

手順 1. まずはこのフリーソフトをダウンロードしてください。そして、インストールして起動します。

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手順 2. 縮小たいパーティションを右クリックして「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。Cドライブまたはシステム予約済みパーティション以外の他のドライブを選択してください。この例では、Dパーティションから空き領域を取得してシステム予約済みパーティションに追加します。

パーティションのリサイズ

手順 3. 「パーティションを移動、リサイズ」では、下図のようにスライダーを左から右へドラッグします。

縮小

手順 4. 次にはCドライブを右クリックして「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。「パーティションを移動、リサイズ」では、システム予約済みパーティションの直後に未割り当て領域を作るために「このパーティションを移動したい」にチェックを入れて、Cドライブを右方向へドラッグ(移動)します。

移動

手順 5. システム予約済みパーティションを右クリックして「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。ポップアップウィンドウでは、スライダーを右方向へドラッグして、作成した未割り当て領域でシステム予約済みパーティションを拡張します。

拡張

手順 6. 最後は問題なければ「適用」をクリックしてシステムで予約済みの拡張を実行します。

📝ノート:コンピュータを再起動してPreOSモードで操作を実行する必要があります。また、AOMEI Partition Assistantでブータブルメディアを作成して操作を完了することもできます。

適用

最後に

これで「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした。」エラーが発生せずWindows10にWindows7またはWindows8をアップグレードすることができます。Windows10にアップグレードした後、またAOMEI Partition Assistantを使用して、OSを移行したり、ディスクをコピーしたり、MBRとGPTの間でディスクを変換することができます。それはWindows11/10/8.1/8/7、ほとんどのWindowsシステムに対応します。

ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。