Windows 10/8/7でシステム予約パーティションに十分な空き領域がない

この記事では、Windows 10/8/7でシステムで予約済みのパーティションを簡単かつ安全に拡張する方法を紹介します。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2024年01月25日

この記事を共有: instagram reddit

シナリオ

Windows 7マシンをWindows 10にアップグレードしようとしましたが、インストール中に問題が発生しました。システム予約パーティションに十分な空き領域がないためです。システム予約パーティションの容量を増やす方法を知っている人がいますか?どんな提案も歓迎いたします。どうもありがとうございました!

Windows 7/8/10でシステムで予約済みのパーティションの容量を拡張する理由は?

システムで予約済みのパーティションとは、Windows 7/8/10をクリーンインストールするときに作成されるパーティションです。このパーティションには、コンピューターを起動する用の必要なファイルが含まれています。システム予約パーティションに十分な空き領域がない場合、Windows 8.1またはWindows 7からWindows 10へのアップグレードに失敗して、「システムで予約済みのパーティションが更新できませんでした」などのようなエラーメッセージが表示される可能性があります。

システムで予約済みのパーティションは、Windowsシステムのエーディションによって必要な容量も異なります。Windows 7では100 MB、Windows 8では350 MB、Windows 10では500 MBです。ですから、Windows10へのアップグレードにはシステム予約パーティションの必要な空き領域がより多いです。もしシステム予約パーティションに十分な空き領域がないなら、アップグレードに失敗します。

Windows 10/8/7でシステムで予約済みのパーティションを拡張する方法は?

ここまで問題が一つあります。システム予約パーティションの容量は、ディスクの管理では簡単に拡張できません。「ディスクの管理」コンソールで拡張しようとするたびに、「拡張」オプションがグレーアウト表示されています。システムで予約済みのパーティションのサイズを変更するには、専門のディスクパーティションツールを使用する必要があります。その中でAOMEI Partition Assistantをお勧めします。

AOMEI Partition Assistant Standardは、Windows 10/8/7/Visa/XP用の無料ディスクマネージャーです。AOMEI Partition Assistantを使用して、システム予約パーティションに十分な空き領域がないことを簡単かつ安全に解決することができます。次は詳細な手順です。

ステップ 1. このソフトの無料版をダウンロード、インストールして開きます。

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

無料ディスクマネージャー

ステップ 2. 空き領域のあるパーティションを右クリックし、「パーティションをリサイズ/移動」を選択して、未割り当て領域を作成します。C:ドライブまたはその後のドライブを選択できます(最大で400 MBしか必要ではないため、パーティションのサイズを変更し、Cドライブから空き領域を作成して、その領域でシステムで予約済みのパーティションの容量を増やすことができます。)

ここでは、C:パーティションを例にとり、C:パーティションからシステムで予約済みのパーティションに空き領域を追加することを説明します。

Cドライブのサイズを変更

ステップ 3. 飛び出した「パーティションを移動、リサイズします。」ウィンドウで、「このパーティションを移動したい」というボックスにチェックを入れ、スライダーバーを左から右にドラッグすることができるし、縮小する特定の数値を入力することもできます。その後、「はい」をクリックします。

縮小する特定の数値を入力

ステップ 4. 次に、AOMEI Partition Assistantのメインインターフェースに戻ります。システムで予約済みのパーティションの後、C:ドライブの前に未割り当て領域が作成されます。

C:ドライブの前に未割り当て領域が作成された

ステップ 5. システムで予約済みのパーティションを右クリックして、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

システムで予約済みのパーティションを選択

ステップ 6. ポップアウトウィンドウで、スライダーバーを右にドラッグして、システムで予約済みのパーティションに未割り当て領域を追加します。その後、「はい」をクリックして、AOMEI Partition Assistantのメインインターフェイスに戻ります。

システム予約済みパーティションに未割り当て領域を追加

ステップ 7. 適用」と「続行」をクリックして操作を実行します。PreOSモードで上記の操作を完了するには、プログラムでコンピューターを再起動する必要があります(次の図2:ご希望の方法を二つから一つ選択していいです)。

操作を実行

PreOSモード

★ヒント:上記の操作手順をさらに簡単にしたい場合は、AOMEI Partition Assistant Professionalを使用して、他のパーティションからシステムで予約済みのパーティションに空き領域を直接に割り当てることができます。

結論

システムで予約済みのパーティションの容量を増やしてから、Windows 7またはWindows 8をWindows 10または他のシステムエーディションにスムーズにアップグレードできるはずです。また、Windows 10にアップグレードした後、複数の回復パーティションが見つかると、機能しない回復パーティションを削除して、空き容量を解放することができます。

最後に、AOMEI Partition Assistantを使用して、OSの移行、ディスクのコピー、MBRとGPT間でのデータディスクの変換、パーティションの結合なども行えます。ちなみに、Windows Serverユーザーである場合、AOMEI Partition Assistant Serverがより良い選択だと思います。

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。