Windows 10で起動可能なUSBを作成する

Windows内蔵機能またはAOMEI Partition AssistantのWindows To Go Creatorを使用して、Windows 10のUSB起動ディスクを作成してWindows 10をUSBから起動します。USB起動ディスクを作成したら、USBドライブで持ち歩けるようになります。

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投稿者:Comnena/更新日:2023年05月15日

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Windows 10で起動可能USBを作成するという意味

Windows 10で起動可能USBを作成するというのは、Windows 10を起動するWindows To Goを作成することです。

Windows To Go

Windows To Go(ウィンドウズトゥゴー)は Windows 8 Enterpriseエディションの機能で、フラッシュメモリや外付けハードディスクドライブなどのUSBストレージデバイスからのブートとOS実行を可能にします。コンピュータを起動するための必要なシステムファイル、起動可能ファイルやドライバなどをUSBメモリに準備してWindowオペレーティングシステムのワークスペースを作成します。そのようなUSBメモリをパソコンに挿入し、またそのUSBからパソコンを起動すると、どこにいてもいつものWindows環境を利用できます。

だから、Windows 10 To Goとは、Windows 10 OSを搭載したWindows To Goです。Windows 10で起動可能USBを作成するというのは、Windows 10でWindows To Goを作成することです。

Windows内蔵機能を使ってWindows 10をUSBから起動

Windowsは、Windows To Goワークスペースを作成するための機能を提供しますが、いくつかの要件/制限があります。

Windows 10 Enterprise/Education/ProおよびWindows 8/8.1 Enterpriseのみがこのような機能を備えています。つまり、Windows 7(Windows 7を使用しているユーザーが多い)やWindows 10/8.1/8エディションなどを使用しているユーザーにとっては、このようなすばらしい機能を楽しむことができません。個人的に、これは異なるWindowsバージョンのライセンス制限に関連していると思います。
認証済みUSBメモリ(Windows起動ディスクの容量は少なくとも32 GB以上です)のみでWindows内蔵機能を使ってWindows 10のUSB起動ディスクを作成してWindows 10をUSBから起動できます。ちなみに、十分な空容量のあるUSBメモリーで作成できない場合もあります。

インストールファイルのISOファイルがあるかどうかによって、Windows 10 Enterprise/Education/Proを搭載したWindows 10外付けHDDを作成する状況も違います。ISOファイルがある場合は、起動ディスクをすぐに作成できます。ISOファイルがない場合は、まずMicrosoft TechNet Evaluation CenterからISOファイルをダウンロードしてください。

ステップ 1. インストールファイルのISOファイルをコンピュータにマウントし、認証済みUSBメモリをコンピュータに挿入します。

ステップ 2. コントロールパネルからWindows To Go機能を検索します。時間を節約すると、コントロールパネルの検索ボックスで検索してもいいです。

ステップ 3. 「Windows To Goワークスペースの作成」ウィンドウで使用するドライブを選択して、認証済みUSBメモリが表示されます。このUSBメモリをクリックし、「次へ」をクリックし、次に進みます。

Windows To Goワークスペースを作成

ステップ 4. 次の画面で「検索場所の追加」をクリックしてWindows 10のインストールファイル―ISOファイルを検索します。

検索場所の追加

ステップ 5. マウントされたISOイメージを選択します。

ステップ 6. Windows 10のUSBメモリフラッシュでBitLockerを使用するかどうかを決めてください。使用すると、パスワードを設定して今後ドライブのロックを解除する必要があります。

BitLockerを使用

ステップ 7. USBメモリが再フォーマットされ、その上のデータが削除されます。続行する前に、重要なデータをバックアップしてください。次に、「作成」をクリックします。

作成

ステップ 8. 完了したら、「はい」または「いいえ」を選択して、このコンピュータを作成されたWindows 10のUSB起動ディスクから起動します。通常、ここまで終わったら、「いいえ」-「キャンセル」を選択します。後、Windowsの起動ディスクを取り出し、別のコンピュータでテストすることができます。もしこのコンピュータで試してみたいのなら、「はい」-「変更の保存」を選択します。その後、ガイダンスに従ってください。

Windows To Goワークスペースを作成して保存して閉じる

簡単でしょう?ただし、上記のとおり、Windows 10 Enterprise/Education/ProおよびWindows 8/8.1 Enterpriseエディションのみがこのような機能を備えています。Windows 7またはWindows 10/8.1/8の他のエディションの場合は、Windows To Goを作成できますか?勿論です。システム内蔵機能の代わり、第三者パーティション管理ソフト―AOMEI Partition Assistant Professionalを使用してください。

AOMEI PAを使ってWindows 10のUSB起動ディスクを作成

AOMEI Partition Assistant Proは、専門的かつ安全なディスクパーティション管理ソフトウェアです。このソフトを使用すると、WindowsをUSBにインストールできないユーザーもWindows 10のUSB起動ディスクを作成してWindows 10をUSBから起動できます。

もちろん、Windows 10でUSB起動ディスクを作成できるユーザーは、AOMEI Partition Assistant Proを使用することもできます。また、AOMEI Partition Assistant Proを使用してWin2goを作成すると、システムを格納するUSB容量が十分である限り(最小16GB)、ブータブルメディアとして使用できますし、認証済みUSBメモリも必要ではありません。

AOMEI Partition Assistant Proを使用してWindows 10をUSBにインストールするため、まずこのソフトをWin 10 OSにダウンロード、インストール、開きます。また、USBメモリーをWindows 10のパソコンに接続します。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. メインウィンドウで、「ツール」から「Windows To Go Creator」をクリックします。

Windows To Go Creator

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、挿入されたUSBが自動的に起動可能なデバイスとして選択されます。次に、「参照(右側のフォルダ姿の青いアイコン)」をクリックしてWindows 10 ISOを選択します。

Windows ISOの参照

Windows ISOを参照し続ける

ステップ 3. 「続行」をクリックして、Windows 10のUSB起動ディスクを作成します。その後、Windows 10をUSBから起動できます。バックアップを確認後、心配しないで次へいきます。

Windows To Goの作成を続行する

★ノート:
ターゲットUSBディスクは上書きされますので、操作前にその上に重大なデータがないかを確認してください。ある場合は、そのデータを安全な場所にクローンしてください。
挿入されたUSBの容量が足りない場合は、AOMEI Partition Assistantから通知が届きます。ではより大きなUSBに交換していいです。

まとめ

Windows 10で起動可能なUSBを作成する2つの効率的な方法を学びました。ニーズに最も適した方法を1つ選択してください。AOMEI Partition AssistantProを使用してWin2goを作成すると、システムを格納するUSB容量が十分である限り(最小16GB)、ブータブルメディアとして使用できますし、認証済みUSBメモリも必要ではありません。さらに、アプリの移行、SSDへのOS移行、NTFSとFAT32の間の変換などより多くの機能があります。

Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022(R2を含む)を実行している方は、AOMEI Partition Assistant Serverを試して、より高度な機能をお楽しみください。

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Comnena・編集者
Comnenaは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。