Byゆき / 最後の更新日時 2020年05月08日

HDDに比べてSSDの方がメリットが大きいから、近年、急速に普及しつつあります。SSDから最高の性能を引き出すために、最適化設定が必要です。また、SSDを最適化して最大限に活用するのはSSDの寿命を延ばすこともできます。この記事ではWindows 10におけるSSDの最適化・設定方法、ポイント(ヒント)、ソフトをいくつかご紹介しましょう~(●'◡'●)

システムをSSDに、データをHDDに保存

SSDは、パソコンの起動時間を短縮し、システムの実行速度とデータの安定性を向上させるため、常にシステムディスクとして使用されています。

特に、Windows 7以降のWindows OSをSSDにインストールすることを強くお勧めします。これらのシステムには、TRIMコマンド、自動パーティションアライメント、デフラグ/Superfetchの無効化など、SSDの最適化に役立つ機能が多数含まれています。(一部の機能は後で詳しく紹介する)

★★★推奨★★★上述のとおり、ますます多くの人々は、OSや最低限のソフトウェアをSSDに、その他の音楽、動画、どうでもいいソフトウェアなどをHDDにインストール、保存します。

ここでは、SSDをシステム用、HDDをデータ保存用として設定するために、Windows10、8、7、Vista、XP向けディスク&パーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalの「OSをSSDに移行」機能を使用することができます。無料体験購入前に体験版を無料ダウンロード

もちろん、SSDを増設するスペースや予算がある人は、ゲーム、Photoshopなど、速度を必要とするプログラム(またはアプリ)をSSDにインストールして、ゲーム専用SSD、写真や動画などを編集するための専用SSDを導入することもできます。きっと、素晴らしい体験でしょう。

AHCIモードを有効にする

Windows 10でSSDを使う場合、SATAモードをIDEからAHCIに変更する必要があります。

AHCIモードに変える2つの理由

●AHCI(Advanced Host Controller Interface)はIDE(ATAとも呼ばれる)よりもデータ転送速度が速いです。

●AHCIモードを有効にした後、SATAハードディスクのパフォーマンスを向上させるための最新技術NCQが適用されます。このNCQが有効になると、SSDホストコントローラはデータアクセスとNANDデータの配信を分析してホストコントローラの帯域幅をフル活用するので、SSDの性能を大きく向上させることができます。

AHCIモードに設定する方法

Windows 8やWindows 10などの新しいWindows OSにはAHCIドライバが搭載されるため、BIOSでAHCIを有効にするだけで済みます。


しかし、古いWindowsを使用している場合は、まず手動でAHCIドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。

  • ステップ 1. WinキーとRキーを合わせて押すことで「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。そして「msconfig」と入力してEnterキーを押します。

  • ステップ 2. 「ブート」タブを選択し、「セーフブート」にチェックを入れ、「適用」→「OK」をクリックし、変更を有効にします。そして、セーフモードでコンピュータを起動します。

  • ステップ 3. コンピュータ起動時に特定のキー(通常はF2またはDEL)を押してBIOSに入ります。異なるコンピュータとマザーボードのBIOSに入るには異なるキーを押す必要があるため、インターネットを検索したり、コンピュータメーカーに問い合わせて正確なキーを確認したほうがいいです。

  • ステップ 4. 次に、SATAモードをIDEからAHCIに切り替えます。F10を押して変更を保存し、BIOSから終了します。

  • ステップ 5. Windows 10がセーフモードから再起動した後、再び「msconfig」を実行し、「セーフブート」のチェックを外します。最後にコンピュータを正常に再起動します。セーフモード

これで、AHCIモードが有効になりました。

十分な空き領域を残す

性能を向上させるためにSSD(特にCドライブ)に十分な空き領域を残してください。Cドライブの空き容量が不足している場合、Windows 10の実行速度が低下し、データの読み書き速度にも影響する可能性があります。したがって、Cドライブに10%空き容量を残したほうがいいです。

Cドライブの空き容量不足を解消するにはAOMEI Partition Assistant Professionalの「パーティションを拡張」ウィザードを利用して、Cドライブの容量を増やすことができます。こちらからダウンロード

パーティションを拡張

TRIMを有効にする

TRIMを有効にすると、ファイルを削除するにはOSは使用されないデータブロックをSSDに通知して直ちに内部で消去します。その結果、それらのブロックへの書き込みは、新しいドライブと同じくらい速くなり、SSDの性能を大幅に最適化できます。

Windows 7以降、TRIMはデフォルトで有効になっていますが、何らかの原因で無効になった可能性があります。次はTRIMを有効にする方法を見てみましょう~

  • ステップ 1. 管理者としてCMDを実行し、「fsutil behavior query DisableDeleteNotify」と入力します。

  • ステップ 2. 結果はDisableDeleteNotify = 0であれば、TRIMが有効です。しかし、結果は1であれば、「fsutil behavior query | set DisableDeleteNotify = 0」と入力して手動で有効にする必要があります。


TRIMを動作しないWindows XPまたはVistaである場合は、サードパーティ製SSD管理ソフトウェアでTRIMを強制的に有効にする必要があります。

【補足】デフラグを無効にしなくていいWindows 8以降のデフラグは、SSDに対して定期的にTrimコマンドを発行してパフォーマンスの改善を行っているため、自動実行スケジュールとデフラグを無効化する必要はありません。

ただし、デフラグが実行されるタイミングは自分がPCを使用していない時間帯に変更したほうがいいかもしれません。PCを使おうとしたらデフラグ中とか嫌ですから。

ハイバネーションを無効にする

パソコンをハイバネーション(休止状態)にした際、開いているプログラムや作業内容をSSD内に書き込む「hiberfil.sys」ファイルが存在します。ファイルのサイズは搭載されている物理メモリのサイズとほぼ同じです。

このハイバネーションが有効になっていると、休止状態になる度にSSDにゴリゴリと書き込むので寿命が短くなると言われています。ハイバネーションを無効にするとSSDへの書き込みを防ぐだけでなく容量の確保もできます。

  • コマンドプロンプトで「powercfg -h off」と入力してEnterキーを押ることでハイバネーション(hiberfil.sys)を無効化、削除することができます。

ページファイルを設定する

一般に、ページファイル(仮想メモリ)はシステムドライブのルートディレクトリに作成され、数GBの空き容量を必要とします。ページファイルを無効にし、サイズ変更(カスタマイズ)するか、またはなるべく高速な別ドライブに移動することでSSDの性能を向上させたり、寿命を延ばすことができます。

  • 別に知らなくてもいい豆知識:Windows OSは、デフォルトではpagefile.sysというファイルをページファイルとして作成・使用しています。このファイルの初期サイズはシステムに実装されている物理メモリ(RAM)サイズなどによって変わるが、大体物理メモリサイズと同じか、それより若干小さいサイズになっていることが多いです。

  • ステップ 1. デスクトップのPCアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

  • ステップ 2. 「システムの詳細設定」を選択し、詳細設定タブで、パフォーマンスの「設定」をクリックします。

  • ステップ 3. 「詳細設定」タブをクリックし、仮想メモリの「変更」を選択します。

  • ステップ 4. 「すべてのドライブのページングライフのサイズを自動的に管理する」のチェックを外します。Cドライブを選択します。

  • ステップ 5. 初期サイズおよび最大サイズを入力して「カスタマイズサイズ」を設定するか、あるいは「ページングファイルなし」を選択してページファイル機能をオフにすることができます。ページファイル

  • ステップ 6. 最後に「設定」→「OK」をクリックします。

ページファイルを別のドライブに転送する方法もし、システムに複数のディスクが装着されているなら、ページファイルをシステムとは別ドライブに移動することをお勧めします。

例えば、ページファイルをCドライブからDドライブに移動するには、Cドライブを「ページファイルなし」に設定し、右にある「設定」ボタンをクリックした後、Dドライブを選択し、「カスタマイズサイズ」または「システム管理サイズ」でページファイルのサイズを指定した後、「設定」ボタンをクリックします。最後は、CドライブとDドライブの設定を全部済ませてから、下の「OK」をクリックします。
注意:ドライブごとに設定を変更する都度、「設定」をクリックする必要がある)

インデックスを無効にする

通常、インデックス処理はHDDの検索を高速化しますが、SSDには効果がありません。

SSDを使用していれば、インデックスがなくても高速に検索できるため、わざわざインデックスを有効にする必要性はあまりありません。

インデックスを無効にすると、SSDの劣化を抑えられ、寿命を延長し、容量を節約することなど、色々なメリットがあります。詳細については、以下の記事を参考にしてください:

SSDにインデックスは不要なので無効にすると良い?

  • Cドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択し、全般タブで、「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」のチェックを外して、ディスクのインデックスを無効にします。インデックスを無効

Superfetchを停止する

Superfetchが有効になっている場合、CPU、メモリ、ディスクの使用率が高いです。また、ディスク使用率が100%の状態になる可能性もあります。環境によってはSuperfetchを停止するここでこのような問題を改善できます。

SSDを使用している場合、基本的にはSuperfetchを無効にしても問題は無いです。

✍Windows10でSuperfetchを無効に設定する方法

ファイル名を指定して実行」ボックスに「services.msc」と入力し、サービスの画面を開きます。ここで「superfetch」という名前を見つけたら、ダブルクリックで「スタートアップの種類」を無効に設定します。

SSDのパーティションをアライメントする

従来のHDDは512バイトセクターを持っていますが、NANDフラッシュメモリを採用するSSDは4KB(4096バイト)セクターを持っています。

そのため、SSDから最高の性能を引き出すには、4Kアライメントを行うことが非常に必要です。SSDで4Kアライメントを行った後、SSDの読み書き速度もスコアも大幅に向上していることが明らです。

  • SSDでパーティションを初期化する際、Windows 7以降のOSに搭載される「ディスクの管理」ツールを使用すれば、初期化作業が完了した後、パーティションは自動的に整列されているので、後で設定する必要がありません。しかし、Windows 7以前のOS、或いは4Kアライメントを行わないがOSを再インストールしたくない場合は、AOMEI Partition Assistant ProfessionalなどのSSD最適化ツールが必要とされます。4Kアライメント

    SSDのパフォーマンスを最大限に向上させて高性能を体験できるように、AOMEI Partition Assistantの「パーティションを整列」機能でSSDの全てのパーティションを整列して4Kアライメントを行うことができます。

    こちらからダウンロード