Windows 10で復旧:外付けHDDのパラメーターが間違っています

外付けHDDは、データを保存し、移動させるために広く使用されています。しかし、時々、外付けHDDのパラメーターが間違っていることがあります。この問題が発生すると、データの安全性やパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。この記事では、Windows 10で外付けHDDの「パラメーターが間違っています」エラーの意味、発生原因、復旧方法を説明します。4つの状況による異なる復旧方法を紹介しますので、具体場合によって選択していいです。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2024年04月11日

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Windows 10で外付けHDDが「パラメーターが間違っています」

「パラメーターが間違っています」というエラーメッセージは、外付けHDDを使用する際に遭遇する可能性がある一般的な問題の1つです。このエラーが表示されると、ユーザーはファイルにアクセスできなくなり、データの損失が発生する可能性があります。

Windows 10で外付けHDDを利用するとき「パラメーターが間違っています」というエラーメッセージを受け取ったと報告しているユーザーがたくさんいます。実は、それはWindows 11、10、8、7、XP、Vistaで頻繁に発生するエラーです。また、そのエラーの原因はさまざまです。

  • 破損したファイルシステム
  • パーティションテーブルが破損している
  • ドライブ文字の問題

Windows 10で「パラメーターが間違っています」エラーが出る場合

①:Windows 10を使用しているユーザーの大多数から、Seagate外付けHDDやWestern Digital外付けHDDなどの外付けハードディスクでエラーが発生したことがあると言われました。Windows 10に接続した後、外付けHDDを開こうとすると、エラーメッセージボックスに「*:/にはアクセスできません。パラメーターが間違っています。」のようなメッセージ(下図)が表示されます。

パラメーターが間違っています

②:Windows 10の他の状況でエラーが発生したことがあると言ったユーザもいます。例えば、ある場所から別の場所にファイルを転送しようとすると、エラーが表示されます。

③:さらに、ディスクの管理とDiskpartでドライブ文字を変更すると、「パラメーターが間違っています。」というエラーも発生するようです。

④:Diskpartでディスク/ボリュームをクリーンアップまたはフォーマットしようとすると、プロセスが100%に達した時点で、「Diskpartにエラーが発生しました:パラメーターが間違っています」というエラーが表示される場合があります。

このような一般的なエラーに直面した場合、問題の原因を知ってから適当な対応策を使用してエラーを修復することは重要です。では、「パラメーターが間違っています」エラーの具体原因と対処法について見ていきましょう。

状況①:外付けHDDのパラメーターが間違っています

外付けHDD、USBフラッシュドライブ、SDカード、メモリカード、またはポータブルHDDでエラーが発生すると、Windows 10の「ディスクの管理」でHDDがRAWになることがあります。この場合、ウイルス感染の可能性が最も高いです。それ以外、USBポートの問題、不良セクタ、外付けHDDの不適切な取り外し、破損したファイルシステムなども可能性があります。

その外付けHDDには重要なファイルがある場合、本当の操作前に専門的なデータ回復ソフトウェアを使用する必要があります。その後、次の方法を使用して「パラメーターが間違っています」エラーを修復することをお勧めします。

方法1:外付けHDDのディスクチェックを実行

手順 1. 「cmd」をWindows 10の検索ボックスに入力し、表示される「cmd.exe」を右クリックして「管理者として実行」を選択してこのプログラムを開きます。

手順 2. プロンプトで「chkdsk F: /f /r」と入力し、Enterキーを押します。F:を外付けHDDパーティションの正しいドライブ文字に置き換える必要があります。

CHKDSK f r

注意:RAWドライブでCHKDSKを使用できないメッセージが表示される場合は、ファイルシステムが破損している可能性があります。

コマンドラインを使用して、そのドライブ上の不良セクタを見つけて復旧します。操作中、不良セクタに保存されたデータは失われます。再起動モードで外付けHDDの復旧を促すメッセージが表示された場合は、「Y」または「Yes」と入力します。詳細については、Windows 10でハードディスクのエラーをチェックという記事を参照してください。

復旧後にWindows 10を再起動します。「パラメータが間違っています」エラーがまだ存在する場合は、別の原因である可能性があります。この場合、外付けHDDを完全にフォーマットし、そのパーティション用の新しいファイルシステムを構築することを試しましょう。

方法2:外付けHDDを完全にフォーマット

手順 1. コマンドプロンプトを開きます。「diskpart」と入力し、Enterキーを押します。

手順 2. 次のコマンドを順番に入力し、各入力の後にEnterキーを押します。

list disk
select disk n (nは外付けHDDのディスク番号です。)
clean
create partition primary
format fs=ntfs quick(ストレージが32GBより小さい場合は、ntfsをfat32に置き換えることができます。)
assign letter=F
exit

クリーンフォーマットDiskpart

注意:
この方法では外付けHDD上のデータが全て消去されます。本当の操作前に大切なデータが回復されていたことを確認してください。
大容量の外部ストレージをFAT32でフォーマットするには、500GB外付けHDDをFAT32でフォーマットという記事を参照して下さい。

一般的なケースの場合、外付けHDDの「パラメーターが間違っています」は今まで解決されました。それにもかかわらず、エラーが修復されなかったこともあります。

Windows 7またはWindows 8.1からWindows 10にアップグレードした後、外付けHDD上で「HDDにアクセスできない。パラメータが間違っています。」というエラーメッセージが表示されたら、特定の答えはまだ見つかりません。従って、以前のオペレーティングシステムに復元することは、いい解決策のようですね。また、ドライバーに問題がないか確認してください。Windows 10用の特製の元ドライバーをインストールして試してみてください。

状況②:Windows 10でファイルをコピーする場合、パラメーターが間違っています

外付けHDDとは異なり、Windows 10でファイルを転送する際に「パラメーターが間違っています」と表示されることがあります。ターゲットパーティションがFAT32でフォーマットされて大きなファイル(4GB以上)を転送していること、ファイルを格納するためのターゲットディスクに十分なディスク容量がないこと、ターゲットディスクのパーティションテーブルが破損していることなどはファイルコピー中で発生したエラーの詳細原因となるかもしれません。

上記の原因に基づいて対応策を見つけることは難しくありません。FAT32パーティションと4GBファイル制限の場合、ファイルを圧縮して4GB未満にするか、ディスクの管理でFAT32をNTFSに変換できます。

不十分なディスク容量については、ファイル用のより大きなドライブに置き換えることを考えてください。さらに、パーティションテーブル(通常はマスターブートレコード)が破損している場合、ターゲットディスクのMBRを再構築する必要があります。タスクは、Windows 10インストールディスク(コマンドユーザーインターフェイス)またはAOMEI Partition Assistant Professional(グラフィカルユーザーインターフェイス)で簡単に完了することができます。ここで例を挙げて、必要な三つ手順を紹介します。

手順 1. AOMEI Partition Assistant Proをダウンロード、インストール、実行します。ファイルを保存しているディスクを右クリックし、「MBRを再構築」を選択します。

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MBRの再構築

手順 2. ポップアップウィンドウでWindows OSのMBRタイプを選択します。

MBRタイプを選択

手順 3. 「適用」をクリックしてから「続行」をクリックして実行します。

適用

★詳細追加:
Windows 10でMBRを修正する方法というページへ行き、詳細手順を参照することができます。

状況③:ドライブ文字を変更すると、Windows 10でパラメータが間違っています

外付けHDDをフォーマットした後、Windowsはそのパーティションにドライブ文字を割り当てます。ドライブ文字が使用されている場合は、ディスクの管理で別のドライブ文字を手動で割り当てる必要があります。ドライブ文字とパスを変更する過程で、エラーが発生する可能性があります。

さらに、Diskpartでドライブ文字を割り当てると、同様のエラー「仮想ディスクマネージャー:パラメーターが間違っています」が発生します。仮想スワップパーティションがあ場合るは、パーティションを削除してコンピューターを再起動し、ドライブ文字とパスを変更して、最後に仮想スワップパーティションを再度追加します。

その方法が機能しない場合は、前述のパーティションマネージャーAOMEI Partition Assistant Proでドライブ文字を変更してみてください。手順もABCと同じくらい簡単です。

手順 1. AOMEI Partition Assistant Proを開き、そのパーティションを右クリックして、「詳細処理」→「ドライブ文字を変更」を選択します。

ドライブ文字の変更

手順 2. パーティションの新しいドライブ文字を指定します。

新しいドライブ文字を指定

手順 3. 「適用」および「続行」をクリックし、保留中の操作をコミットします。

適用

状況④:Diskpartにエラーが発生しました:パラメーターが間違っています

Diskpartでディスク/ボリュームをクリーンアップまたはフォーマットしようとすると、プロセスが100%に達した時点で、「Diskpartにエラーが発生しました:パラメーターが間違っています」というエラーが表示される場合があります。cleanコマンドが発生した場合は、「clean all」と入力してみてください。これが機能しない場合は、AOMEI Partition Assistant Proでディスクパーティションの消去またはフォーマットを実行できます。

手順 1. AOMEI Partition Assistant Proを起動し、フォーマットしたいパーティションを右クリックして、「パーティションをフォーマット」を選択します。

パーティションをフォーマット

手順 2. パーティションのファイルシステム、ラベル、およびクラスターサイズを指定します。

クラスターサイズを指定

手順 3. また、「適用」と「続行」をクリックして、パーティションフォーマット操作を有効にします。

適用

注意:外付けHDDを完全に消去する方法については、Windows 10で詳細な手順とスクリーンショットを参照して外付けHDDを消去してください。

まとめ

Windows 10で外付けHDDの「パラメーターが間違っています」エラーは、コンピューターの日常使用で広く議論されている問題です。ただし、適切な修復方法を見つければ、それほど心配する必要はありません。

AOMEI Partition Assistant Proは、通常のディスクパーティションの問題を解決するのに役立つディスク管理ソフトです。このソフトウェア、パソコン上級者のユーザ向けにより強力な機能を提供しています。例えば、コマンドライン操作でディスクパーティション管理を実行し、フォーマットまたはサイズ変更せずに1つのパーティションから別のパーティションに空き領域を直接割り当てます。または、1つのパーティションにインストールされたアプリを別のパーティションに移行して、空き領域を増やすことができます。

Windows Serverを実行している方は、AOMEI Partition Assistant Serverを試して、より高度な機能をお楽しみください。

外付けHDDのパラメーターが間違っていますについてよくある質問

Q1. 外付けHDDの「パラメーターが間違っています」エラーはどのようにして発生しますか?

外付けHDDの「パラメーターが間違っています」エラーは、主にファイルシステムの問題や非互換性の問題によって引き起こされます。

Q2. エラーが発生した場合、データを失うリスクはありますか?

はい、エラーが発生するとデータにアクセスできなくなる可能性があり、データの損失が発生する可能性があります。

Q3. エラーのトラブルシューティング方法はありますか?

はい、エラーを解決するために、上記の状況に応じてケーブル接続の確認やディスクチェックなどの手順を試すことができます。

Q4. データを回復する方法はありますか?

はい、データを回復するためには、AOMEI Partition Assistant Proの「データ復元」を使うことができます。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。