Windows 10 20H2をWin 11にアップデートできるか?アップデート方法は?

Windows 10 20H2のサポートは2022年5月10日に終了したため、Windows10 20H2をWindows 11にアップデートすることを決定するユーザーが増えています。Windows 10 20H2をWindows 11にアップグレードするにはどうすればよいですか?この記事を注意深くお読みください。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2022年09月30日

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「Windows 10バージョン20H2」のサービス終了

Microsoftの発表によると、Windows 10バージョン20H2は2022年5月10日にサービス終了を迎えました。これは、2020年10月リリースされたWindows 10 Homeバージョン20H2、Proバージョン20H2、Pro Educationバージョン20H2、Pro for Workstationsバージョン20H2に適用されています。

すなわち、これらのWindows 10エディションのユーザーは、2022年5月10日以降、セキュリティ更新プログラムを受け取ることができなくなります。したがって、これらのバージョンを使い続けると、デバイスはバグ、ウイルス、マルウェアなどの攻撃を受けやすくなります。さらに悪いことに、公式のサポートサービスなしでは、そのような問題を解決することはできません。

Windows 10 20H2をWindows 11にアップデートできるか?

Microsoftが提供するサポートサービスがないと、Windows PC上のすべての重要なデータが脆弱性とウイルスに晒さらされます。リスクに見合う価値はありません。したがって、多くのユーザーは、Windows 10 20H2を2021年10月10日にリリースされた最新のWindows OSであるWindows 11にアップグレードしたいと考えています。

しかし、Windows 10 20H2をWindows 11にアップデートすることはできるのでしょうか?簡単な検証のために、以下のMicrosoftによって発表されたWindows 11のシステム要件を確認できます。

要件

また、より簡単にするために、いくつかのWindows 11チェックツール(例えば、AOMEI Win 11更新チェックツールなど)をダウンロードして、お使いのPCがWindows 11の要件を満たしているかどうかを迅速にチェックすることができます。

Win11更新チェックツール

Windows 10 20H2をWin 11に正常にアップデートする方法は?

Windows 11のすべての要件の中で、最も注意すべきはUEFIブートモードです。これは、コンピューターのセキュリティを強化するように設計されており、GPTブートディスクが必要です。もし現在のWindows 10 20H2がMBRハードディスクにインストールされているなら、Windows 10 20H2をWindows 11にアップデートする前に、MBRをGPTディスクに変換し、Legacy BIOSをUEFIに変更する必要があります。以下はその方法です。

パート1. MBRをGPTに変換し、Legacy BIOSをUEFIに変換する(オプション)

現在のブートディスクがMBRパーティションスタイルの場合、この段階は不可欠です。現在GPTを使用している場合は、パート2に直接スキップできます。

ブートディスクをMBRからGPTに変換するには、Windowsコマンドプロンプトツールではなく、サードパーティ製のMBR/GPT変換専門ツールを使用することをお勧めします。コマンドプロンプトは、MBRディスク上のすべてのパーティションが削除され、データが失われるためです。そこで、現在のブートディスクのデータの安全性のために、AOMEI Partition Assistant Professionalを使用できます。これは、パーティション/データを削除せずに、ブート/データディスクをMBRからGPTへ、またはGPTからMBRに変換することができる「MBR/GPTディスクの変換器」機能を備えています。ではデモ版をダウンロードして、シミュレーションしてみましょう!

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

>>MBRをGPTに変換する

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。メインインターフェイスでMBRブートハードディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。

GPTディスクへ変換

ステップ 2. ポップアップする2つのウィンドウで「はい」をクリックし、操作を確認します。

操作を確認

ステップ 3. 「適用」⇒「続行」をクリックして、GPTディスクへの変換を実行します。

適用

>>Legacy BIOSをUEFIに変更する

Windows 10 20H2のシステムディスクをMBRからGPTに変更した後、システムを再起動し、次の手順を実行して、レガシーBIOSをUEFIブートモードに変更する必要があります。

ステップ 1. コンピュータの電源を入れ、起動時に特定のキーを押し続けて、EFIセットアップメニューに入ります。押すキーがわからない場合は、Escキーを押して完全なメニューを表示し、BIOSセットアップを選択できます。

ステップ 2. BIOSセットアップ画面でプロンプトが表示されたら、F2を押してBIOSセットアップユーティリティにアクセスします。しばらく、BIOSセットアップユーティリティが表示されます。

ステップ 3. BIOSセットアップユーティリティで、上部のメニューバーの「ブート」タブに移動します。

ステップ 4. ブートメニュー画面が表示されます。「UEFI/BIOSブートモードを選択」をクリックし、「+/-」キーを使用してBIOSのブート设定のUEFIに変更します。

レガシー

ステップ 5. 「F10」キーを押して変更を保存し、BIOSを終了します。

これで、MBRシステムディスクをGPTに変換し、ブートモードをLegacy BIOSからUEFIに変更することができました。次は、Windows 10 20H2をWindows 11にアップデートする方法です。

パート2. Windows 10 20H2をWindows 11にアップデートする

ステップ 1. 「開始」をクリックし、「設定」を選択します。

ステップ 2. 「設定」画面で「更新とセキュリティ」をクリックします。

ステップ 3. 「更新とセキュリティ」画面で、「更新プログラムのチェック」をクリックします。Windows 11の無料アップデートが利用可能な場合は、ダウンロードとインストールのオプションが表示されます。

更新の履歴を表示する

ステップ 4. 「ダウンロードしてインストール」をクリックします。画面の指示に従って、Windows 11の設定を行います。

Windows 11へのアップグレードの準備ができました

コンピュータにWindows 11の更新オプションがない場合は、直接Windows 11インストールアシスタントを利用することができます。Windows 11のダウンロードページを開き、「Windows 11インストールアシスタント」セクションの下にある「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。

Windows 11インストールアシスタント

ダウンロードしたWindows 11 Installation Assistant.exeファイルを実行します。「同意してインストール」ボタンをクリックすると、WindowsのインストールがWindows 11にアップグレードされます。インストールが完了すると、すぐにPCを再起動するように求められます。または、重要な情報を保存する必要がある場合は、30分お待ちください。再起動後、Windowsに再度ログインできます。最終セットアップが完了すると、新しいWindows 11のデスクトップに入ることができます。

概要

Windows 10 20H2はWindows 11にアップデートできますか?この記事を読んだ後、Windows 10をWindows 11に正常にアップグレードする方法と確認方法を知っているはずです。

失ったパーティションの復元、SSDからSSDまたはHDDへのクローン、Cドライブ容量の増加など、新しいWindows 11ディスクパーティションの管理についてサポートが必要な場合は、AOMEI Partition Assistant Professionalもよく満足させます。

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。