Windows 11 to Go USBを作成する方法

この記事では、無料のツールでWindows 11 to Go USBを作成し、デバイスでWindows 11を実行できるようにする方法について紹介します。

Akira

投稿者:Akira/更新日:2023年05月15日

この記事を共有: instagram reddit

Windows 11のWindows To Goについて

Windows 11の公式版は2021年10月5日にリリースされます。

Windows11 画面

Windows 11の外観からみると、ウィンドウの形はWindows 10とは異なることがわかります。角が丸く、すりガラス効果のアプリケーションシナリオは多くなりました。

残念なことに、Windows 10の機能の1つ「Windows To Go」はWindows 11には内蔵していません。Windows 11では、ユーザーは「Windows To Go」機能を使用してWindows 11ブータブルUSBを作成できなくなりました。

Windows 11 to Go USBが必要な理由

1.外国メディアのXDAレポートによると、Windows 7およびWindows 8.1のプロダクトキーはWindows 11にも登録できます。これは、Windows 11では少なくともWindows 7以降のシステムのユーザーが無料でアップグレードできることを意味します。

ただし、すべてのPCがアップグレードに適しているわけではありません。Windows 11にはUEFIセキュアブート、TPM 2.0、Cドライブに64GBの空き容量が必要です。MBRユーザーで、Cドライブに十分な空き容量がない場合、アップグレードは少し難しくなります。ただし、Windows 11 to Go USBを使用している場合は、要件を満たしていない場合でも、別のデバイスでWindows 11を使用できます。

2.自宅のPCがWindows 10システムであるときに、会社でWindows 11を使用する場合は、Windows 11 to Go USBでWindows 11を使用できます。

3.Windowsを使いたいMacユーザーはWindows環境を作成して、Macデバイスで実行できます。

Windows 11の起動可能なUSBを作成する方法

ここで紹介したいのはAOMEI Partition Assistant Professionalという強力なサードパーティソフトウェアです。ユーザーがどこでもOSを楽しめるように起動可能なデバイスを作成できる「Windows To Go Creator」機能があります。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
動作確認の目的でのみ使用される

事前準備:13GBを超えるUSBが必要です。重要なデータがある場合は、すべてのデータが消去されるため、バックアップすることをお勧めします。

1. USBを挿入し、コンピュータがUSBを検出されたことを確認します。

2. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールして実行し、メインインターフェイスの上部にある「ツール」→「Windows To Go Creator」をクリックします。

Win to go creator

3. この画面では、操作対象装置を選択します。ここで一番目のオプションを選択して「次へ」をクリックします。

Windows To Goを作成する

4. この画面でWindows togoの作成中のソースファイルを選択します。そして「はい」をクリックします。

Windows 10インストールファイルを選択

5. この画面でターゲット場所を選択します。

データが処理中に削除されることを知らせる

6. データが削除される警告が出て、確認した後「はい」をクリックします。「続行」をクリックして、Windows 11 ISOファイルをUSBに書き込みます。

Windows 10 ISOファイルをUSBに書き込みましょう

7. ここまでソフト内の操作が完了しました。次は、BIOSで読者様のPCの起動優先順位を変更することです。まず、USBメモリを接続したままPCを再起動します。最初の画面が表示されたら、ファンクションキー(F2、F3、F4、F5、ESC)を押して、BIOSセットアップ環境に入ります。詳細手順は「クローンのターゲットディスクから起動します」をご覧ください。

▼注意:
ISOイメージファイルをUSBに書き込んでインストーラとして使用することに加えて、AOMEI Partition AssistantではWindows ブータブルUSBを作成することもできます(下の画面のように)。
このソフトを使用すると、WinPE環境に入り、MBRを再構築し、不良セクタを修復し、Windowsの起動エラーを修正できます。
また、システムパーティションを削除またはフォーマットすることもできます。

Windows ブータブルUSBを作成

結語

以上はWindows 11でWindows To Go機能の代替ソフトの操作方法になります。AOMEI Partition Assistant ProfessionalはMBRを再構築する/空き領域を割り当てる/SSDまたはHDDへOSを移行する/MBRディスクとGPTディスクの間を変換するなどの機能もあります。ぜひ一度ダウンロードし試してください。

AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~ ▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較

Akira
Akira・編集者
Akiraは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。