By Akira / 最後の更新 2023年06月14日

USBにWindows 7をインストールするのは可能ですか?

Windows To Go(ウィンドウズ トゥ ゴー)をご存知ですか?Windows To GoはWindows 8 Enterpriseエディションの機能で、フラッシュメモリや外付けハードディスクドライブなどのUSBストレージデバイスからのブートとOS実行を可能にします。しかし、古いオペレーティング システム(OS)Windows 7を使用する場合、Windows 7をUSBというリムーバブル・ストレージ・デバイスにインストールする方法があるのだろうか?

Windows 7がUSBフラッシュドライブまたは外付けHDDにインストールされているなら、どこでもUSBや外付けHDDを連れて任意のPCで実行することができます。

WindowsのセットアップはUSBハードディスクを検出できますが、外付けドライブをWindows 11/10/8/7のインストール場所として選択する時、「このディスクにWindowsをインストールすることはできません」というエラーが表示されるかもしれません。幸いなことに、ここでは対応するソリューションがあります。USBドライブからWindowsをインストールする方法が全然分からないユーザーでも、次のガイドに従って完了することもできます。

USBにWindows 7をインストールする前の準備

外付けHDDにWindows 7をインストールする方法について、他のチュートリアルやガイドを読んだことがあるかもしれませんが、そのプロセスは簡単ではありません。ここでは、AOMEI Partition Assistant Professionalというツールをお勧めします。これは専門的なサードパーティのディスクパーティション管理ツールで、いくつかのステップだけでポータブルWindows 7 USBドライブを作成することができます。

AOMEI Partition AssistantはWindows to Go機能を提供しています。USBストレージデバイスからWindows 11/10/8/8.1を実行できるだけでなく、Windows 7をUSBリムーバブルストレージデバイスにインストールすることもできます。それはMicrosoftによって署名されていないUSBドライブでも利用可能です。

次に、いくつかの準備を実行します:

13GB以上のUSBを用意してください(読み書きが高速なUSB3.0ドライブを推奨)。このUSB内のデータはすべて消去されますので、事前にバックアップを取っておいてください。
新規にシステムを構築する場合は、Windows 7のISOファイルをダウンロードする必要があります。
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外付けHDDにWindows 7をインストールする方法

タスクを行う前に、USB外付けドライブはNTFSファイルシステムで再フォーマットされる必要があります。その上に重要なデータがあれば、事前にそれらを他の場所に保存するべきです。準備ができたら、次の手順に従ってWindows 7のインストールUSBメモリを作ることができます。

手順 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロードして実行します。外付けドライブをお使いのPCに接続します。

手順 2. AOMEI Partition Assistantの主な画面に、USBドライブが表示される場合、メインインターフェイスの上部にある「ツール」⇒「Windows To Go Creator」オプションをクリックします。そうではないなら、接続に問題があるかどうかを確認する必要があります。

Windows to Go

手順 3. ポップアップウィンドウで、「パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成」を選び、「はい」をクリックして継続します。

パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成

手順 4. そして最初のオプション「システムディスク/ISOからWindows To Goを作成」を選択します。フォルダアイコンをクリックして、ISOを手動で選択します。その後、「次へ」をクリックして続行します。

インストールディスク/ISOでWindows To Goを作成

注意:プログラムは、デフォルトでWindows To Goを作成するためにWindows ISOの最初のエディションを選択するので、Home版になります。Pro版が必要な場合は、「sources」フォルダにあるinstall.wimファイルを正確に入れて、Windows To Goを作成するためにwimファイルを選択してください。その後、WindowsシステムのPro版を選択することができます。

手順 5. ターゲットとしてUSBドライブを選択し、「続行」をクリックします。

続行

ヒント:「詳細処理」ボタンをクリックすると、作成するシステムのタイプ(General&VHD&VHDX)およびターゲットシステムのブートモード(Legacy、UEFI、Legacy、およびUEFI)を選択できます。

手順 6. 「USBデバイス上のデータが完全に消去されますが、続行しますか?」という警告メッセージが表示されます。そして、「はい」をクリックすると、Windows 11/10/8/8.1/7ブータブルUSBドライブの作成が開始されます(データをバックアップする場合は、AOMEI Backup Standardなどの無料のバックアップソフトウェアをお勧めします)。

Windows To Goの作成を続行する

このプロセスが完了した後、新しく作成された起動可能なUSBドライブを使用して任意のWindows PCを起動できます。それに、ポータブル版Windows 7をどこでも持ち運ぶことができます。

スクリーンショットから見て、Windows 7インストールに使用されたUSBフラッシュドライブはMBRディスクです。つまり、それはLegacyブートモードを有効にするPCのみ起動できます。UEFIブートモードのコンピューターを起動したい場合、データを失うことなく、MBRをGPTディスクに変換することができます。

終わりに

USBドライブにWindows 7をインストールする機能の他に、AOMEI Partition Assistant Professionalは優れた機能を沢山備えています。例えば、WindowsをインストールせずにOSをSSDに移行したり、データを失うことなく、パーティションを結合またはリサイズしたりします。更に、データを失うことなく、ダイナミックディスクをベーシックディスクに変換するなど、もっと高度な機能を使用することもできます。Windows Serverを使用しているユーザーは、AOMEI Partition Assistant Server版を試すことができます。

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