Windows 11、10、8、7でHDDをM.2 SSDに簡単に換装/クローンする方法

ここでは、OSとアプリケーションを再インストールせずにWindows 11/10/8/7でHDDをM.2 SSDドライブに換装/クローンできる信頼性が高く、強力なM.2 SSDクローンソフト-AOMEI Partition Assistantを紹介します。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2024年01月24日

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HDDをM.2 SSDにクローンすることは可能か?

コンピュータに1TBのハードドライブがインストールされています。1年目と2年目はうまく機能しています。たくさんのソフトウェア、写真、映画をインストールしました。しかし、長年の使用期間を経て、コンピュータの起動と動作速度は大幅に低下しました。Samsung 970 EVO NVMe M.2 SSDを購入しましたが、HDD上のすべてのデータをM.2 SSDに移行して、コンピュータをスムーズかつ安定的に動作させることができるのか知りたいです。もし可能なら、HDDをM.2 SSDに換装する簡単な方法はありますか?ありがとうございました!

- あるユーザーからの質問

M.2 SSDとは?

最近、多くのフォーラムで、ハードディスクをM.2 SSDにクローンする方法についての質問が投稿されました。では、M.2 SSDは何ですか?

M.2 SSD

M.2 SSDは次世代のソリッドステートドライブ(SSD)です。通常のSSDよりもはるかに高速です。NVMeプロトコルを搭載したM.2 SSDはマザーボードに直接接続し、最大3500 MB/Sのデータ転送速度に達することができますが、他のSSDは200 MB/S〜550 MB/Sの読み取り/書き込み速度に達します。しかし、AHCI M.2 SSDの性能はSATA SSDの性能と同じであることに注意してください。

さらに、M.2 SSDは通常のSATA SSDよりもはるかに小さいです。ケースなしのチューインガムほどの大きさなので、PCケースの中に簡単に入れることができ、通常のSSDを入れるスペースがないノートPCにも入れることができます。

これで、パフォーマンスの向上とサイズの縮小が、人々がM.2 SSDにデータを転送したい2つの最も重要な理由であると結論付けることができます。次に、HDDをM.2 SSDに簡単に換装/クローンする方法を示します。

正しいバージョンのM.2 SSDを選択する

M.2 SSDを急いで購入する前に、お使いのコンピュータがどのM.2 SSDインターフェイスをサポートしているかを知る必要があります。マザーボード上の約1インチほどのスロットを探してください。通常、SATAまたはPCIeまたはSATA/PCIeのラベルが貼られています。適合するM.2 SSDを購入する必要があるため、ラベルに注意してください。スロットが表示されていない場合は、対応するアダプタを購入する必要があります。

すでにM.2 SSDをお持ちの方は、使用しているタイプがわからない場合、コネクタの切り欠けを確認できます。PCIe M.2 SSDには切り欠けが1つしかなく、SATA M.2 SSDにはコネクタに2つの切り欠けがあります。

次に、以下の方法でM.2 SSDをマザーボードに挿入します。

ヒント:マザーボードにM.2 SSD用のヒートシンクが付いてる場合は、取り外します。ヒートシンクがカバーとなっており、外すとM.2 SSDの装着インターフェースがあります。

ステップ 1. マザーボードを取り外します。

ステップ 2. M.2スロットを見つけます。

ステップ 3. マザーボードのM.2 SSD取り付け箇所は、複数の長さに対応しています。取り付けるM.2 SSDの長さにあった箇所にネジ止めするためのピンネジを取り付けます。

ステップ 4. M.2 SSDをインターフェースに差し込み、ねじ止めし、M.2 SSDを取り付けます。

M.2 SSDを取り付け

場合によっては、SSDがコンピュータに表示されないため、手動で修正する必要があります。

適切なM.2(NVMe)SSD換装ソフトを選択する

新しいM.2 NVMe SSDドライブを購入したばかりの場合、古いディスクから新しいSSDにデータを転送する方法を知りたいかもしれません。実際には、優れたM.2 SSDクローン作成ソフトウェアであるAOMEI Partition Assistant Professionalを試すことができます。これは市場でHDDをM.2 SSDにクローンする最高の方法の一つで、その素晴らしい機能で、すべてのデータとアプリケーションをSSDに簡単かつ効果的に移行することができるからです。

▶ このソフトの「ディスクの高速クローン」クローン方法は、ターゲットディスクの空き容量がソースディスクの使用容量より小さくない限り、大きなディスクから小さなディスクへのコピーをサポートします。

▶ さまざまなWindows OSに対応しています。Windows 11/10/8/7/Vista/XPのいずれであっても、ディスクのクローンを作成できます。

▶ 1つのパーティションだけをSSD/HDDにコピーすることができます。クローンしたいパーティションが一つしかない場合、他の不要なパーティションを削除する手間を省くことができます。

▶ このクローンソフトを使用すると、OSをターゲットディスクにクローンした後、ターゲットディスクから起動できます。システムの起動に関するすべての重要なパーティションを移行しするためです。

▶ AOMEI Partition Assistantは4Kアライメントをサポートしているため、データの読み取りと書き込み速度が向上し、コンピュータのパフォーマンスが向上します。

ステップバイステップでHDDをM.2 SSDに換装する方法

M.2 SSDをコンピュータに接続し、AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールし、起動します。次のボタンをクリックして、デモ版をダウンロードして試すことができます。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

注意事項

●クローン作成後、ターゲットディスクのデータは削除されるので、事前にAOMEI Backupperでバックアップをとってください。

●MBRシステムディスクをNVMe M.2 SSDドライブにクローンする場合、起動ディスクとして使用する際にGPTパーティションテーブルである必要があります。そのため、マザーボードがUEFI起動モードをサポートしていることを確認する必要があります。クローン後、BIOSをUEFIに変更してください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantのメインインターフェースで、クローンを作成するハードドライブを右クリックし、「ディスクをクローン」を選択します。

ディスククローン

ステップ 2. 「ディスククローンウィザード」ウィンドウで、HDDをM.2SSDにクローンする方法を選択できます。ここでは「ディスクの高速クローン」を選択します。

クローン方法を選択

ヒント:

ディスクの高速クローン」:ソースディスクの使用済みスペースのみをコピーします。これにより、ターゲットディスクの容量がソースディスクの使用済みスペース以上である限り、大きなディスクを小さなディスクにクローンできます。

セクタ単位のクローン」:使用されているかどうかに関係なく、ディスクのすべてのセクタをターゲットディスクにコピーするため、ターゲットディスクの容量はソースディスクの容量以上である必要があります。

ステップ 3. ターゲットディスクとしてM.2 SSDを選択します。ターゲットディスクはSSDであるため、「SSDの性能を最適化」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

 ターゲットディスクとしてM.2 SSDを選択

ステップ 4. このウィンドウで、ターゲットディスク上のパーティションのサイズを変更できます。調整が完了したら「次へ」をクリックしてください。

ターゲットディスク上のパーティションのサイズを変更

ヒント:

元のサイズのままコピーする」:ソースパーティションのサイズを維持します。ターゲットディスクがソースディスクよりも小さい場合は、グレー表示されます。

コピー先に合わせる」:ディスクに合うようにパーティションのサイズを自動的に変更します。

手動で編集する」:必要に応じてパーティションのサイズを変更できます。

ステップ 5. ここで、クローンされたディスクから起動する方法が表示され、これを覚えて、「完了」をクリックしてください。

aomei partition assistant クローン

ステップ 6. 最後に、メインインターフェイスで「適用」>「続行」をクリックして、HDDのM.2 SSDへの移行を開始します。

適用

WindowsシステムパーティションのみをM.2 SSDに複製する場合は、AOMEI Partition Assistantの「OSをSSDに移行」機能もこの操作を実行できます。

OSをSSDに移行

クローンされたM.2 SSDから起動する

コンピュータを再起動し、クローンされたM.2 SSDをブートドライブとして設定します。

ステップ 1. 再起動プロセスに、「F2」を長押しして「Enter Setup」に入ります。

ステップ 2. 次に、「Change boot order」を選択し、クローンされたM.2 SSDをブートドライブとして設定します。

順序を変更する

ステップ 3. Enterキーを押します。これで、SSDからコンピュータを正常に起動できます。

古いHDDをM.2 SSDに交換する場合、またはコンピュータが1つのハードドライブしか保持できない場合は、コンピュータからHDDを取り外し、その場所にM.2 SSDを挿入します。システムは新しいSSDで直接起動します。

おまけ:古いハードディスクを処分する方法

HDDからM.2 SSDへのクローン作成後、旧HDDと新SSDの両方を使用するか、HDDを廃棄、譲渡、売却するかを選択できます。

1. 古いHDDと新しいM.2 SSDを併用する

一部のユーザーは、HDDとSSDのメリットを最大限に生かすには、SSDとHDDを併用したいです。この場合でも、AOMEI Partition Assistant Professionalは助けになれます。その「ハードディスクを消去」機能で、HDDのシステムパーティションまたはディスク全体を徹底的に消去し、データドライブとして再利用することができます。

ハードディスクを消去

2. HDDを廃棄・譲渡・売却する

また、「ハードディスクを消去」で消去されたデータはデータ復元ソフトを使っても、復元できないので、HDDを廃棄・譲渡・売却する場合にも役立ちます。重要なデータの流出を防止できます。

安全かつ便利|古いハードディスクを処分する方法

よくある質問:HDDからM.2 SSDへのクローン

Q1: HDDからM.2 SSDへのクローンとは?

A1: HDDからM.2 SSDへのクローンとは、既存のHDD(ハードディスクドライブ)に保存されているデータを、M.2 SSD(ソリッドステートドライブ)に完全に複製する作業のことです。これにより、HDDから高速で効率的なM.2 SSDにデータを移行できます。

Q2: クローンとデータバックアップの違いは何か?

A2: クローンはデータを別のドライブに完全に複製する作業であり、元のHDDのデータはクローン先のM.2 SSDに移行します。一方、データバックアップはデータを別の場所にコピーして保管することで、元のHDDのデータが変更されないまま保持されます。

Q3: クローン作業は難しいか?

A3: クローン作業は、使用するソフトウェアによって異なりますが、基本的なステップを正確に実行すれば初心者でも実行可能です。ただし、データの重要性を考慮し、慎重に作業することが重要です。AOMEI Partition Assistant Professionalはユーザーフレンドリーなインタフェースを持って、詳細なガイドもあり、コンピューター初心者にとって優しいです。

Q4: クローン先のM.2 SSDの容量は元のHDDより大きくすることができるか?

A64: クローン先のM.2 SSDの容量は元のHDDより大きくすることができます。ただし、M.2 SSDの容量がHDDの容量を超える場合、クローン時に未使用の領域を作成する必要があります。しかし、AOMEI Partition Assistant Professionalの「ディスククローン」機能を使用すると、ハードディスクを異なるサイズ(大きい、等しい、小さい)のディスクにクローンし、安全なブートを実現することができます。

Q5: クローン作業中にPCを使用できますか?

A5: AOMEI Partition Assistant Professionalはホットクローン技術のせいで、クローン作業中には、PCを使用することができます。

まとめ

以上、Windows 11、10、8、7でHDDをM.2 SSDにクローンするです。クローンした後、ターゲットNVMe M.2 SSDから正常に起動するには、ソースシステムディスクがMBRの場合、BIOSの起動モードをUEFIに変更する必要があります。ちなみに、クローン作成が完了した後、クローン作成されたM.2 SSDが起動できない場合は、このリンクを参照して修正できます。

また、Windows Server OSを使用している場合、AOMEI Partition Assistant Serverがあります。

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Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。