By ゆき / 最後の更新 2022年01月19日

「Windows ブート マネージャー」でPCが起動しない…

 

パソコンの電源を入れると「Windowsを開始できませんでした。最近のハードウェアまたはソフトウェアの変更が原因の可能性があります。問題を修正するには次の方法があります」と書いてある「Windows ブート マネージャー」画面が表示され、パソコンが正常に起動しない……キーボードの「F8」キーを押しても、セーフモードで起動できません。この「Windows ブート マネージャー」画面とは???

 

※ちなみに、この「Windows ブート マネージャー」エラーになると、キーボードの「F8」キーが効かず、セーフモードでの起動もできなくなります。多くのWindows7マシンは、WindowsがインストールされているCドライブからではなく、「bootmgr」ファイルが保存されている小さな隠しパーテーションから起動しています。Cドライブが読み込まれる前に停止するエラーのため、キーボードの「F8」キーを押しても無反応になります。

Windows ブート マネージャー

「Windows ブート マネージャー」について

Windowsブートマネージャーとは?

Windowsブートマネージャー(BOOTMGR)は、 ボリュームブートレコードの一部であるボリュームブートコードからロードされる、ブートマネージャーと呼ばれる小さなソフトウェアです。

BOOTMGRは、Windows 11、Windows 10、Windows 8、Windows 7、またはWindows Vistaオペレーティングシステムの起動を支援します。BOOTMGRは最終的にWinload.exe(Windowsブートローダー)を実行します。これはシステムのローダーで、Windowsのブートプロセスを続行します。マルチブートまたはデュアルブートの場合、Windowsブートマネージャー画面で起動OSを選択します。

Windowsブートマネージャーはどこにあるか?

BOOTMGRに必要な設定データは、Windows XPのような古いバージョンのWindowsで使用されていたBoot.iniファイルを置き換えるレジストリのようなデータベースであるBCD(Boot Configuration Data、ブート構成データ)ストアにあります 。

BOOTMGRファイル自体は読み取り専用で、非表示になっています。「ディスクの管理」で「アクティブ」とマークされたパーティションのルートディレクトリにあります。ほとんどのWindowsコンピュータでは、このパーティションは「システムで予約済み」とラベル付けされ、ドライブ文字がありません。システムで予約済みのパーティションがない場合、BOOTMGRはプライマリパーティションにあります。通常はC:ドライブです。

Windowsブートマネージャーを起動する方法

ステップ 1. 検索ボックスに「cmd」を入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

ステップ 2. コマンドプロンプトで「bcdedit /set {bootmgr} displaybootmenu yes」及び「bcdedit /set {bootmgr} timeout 30」と入力し、毎回入力したら「Enter」キーを押します。※Timeout後ろの数字は、Windowsブートマネージャー画面が表示される時間(秒)で、変更できます。

※補足:Windowsブートマネージャーを終了したい場合は、「bcdedit /set {bootmgr} timeout 0」と入力します。

「Windows ブート マネージャー」画面の原因

上述のように、Windowsブートマネージャーは、主に2つの部分で構成されています。

❶Windowsブートマネージャーが参照するBCD(ブート構成データ):一般にBCDファイルに格納されています。ファイルに問題があると、ブルースクリーンエラー(0xc000000f、0xc0000225、0xc0000034など)が発生します。⇒ブート構成データの修復方法はこちらへ

❷bootmgrファイルやその他のシステムファイル:これらのシステムファイルに不具合が発生すると、「bootmgr is missing」などのエラーが表示され、起動できない問題が発生します。⇒bootmgrファイルの修復方法はこちらへ

原因❷についての詳しい説明
パソコンの電源を入れると「アクティブ」に指定されたパーテーションが読み込まれます。多くのWindows7マシンは、WindowsがインストールされているCドライブではなく、「bootmgr」ファイルが保存されている、「アクティブ」に指定されたパーテーションから起動しています。※通常はシステムで予約済みのパーティションですが、パソコンによってアクティブに指定されたパーテーションは異なります。
そして「bootmgr」からWindowsがインストールされているCドライブへのバトンタッチが失敗すると「Windows ブート マネージャー」画面が表示され、起動プロセスが停止します。このバトンタッチに失敗する原因としては「bootmgr」ファイルの不具合がほとんどです。

「Windows ブート マネージャー」画面を修復

次は、Windowsブートマネージャー画面でパソコンが起動しないときの修復方法をご紹介しましょう。状況や原因によって対処法も異なります。

●ブート構成データを修復する方法

方法 1. コマンドプロンプトを使う

ステップ 1. Windowsインストールメディアをコンピューターに接続します。

Windows11のUSBインストールメディアを作成する方法

ステップ 2. コンピューターを起動し、BIOS設定に入り、ブート順番にUSBメモリを一位に変更し、再起動します(CD/DVDから起動する場合、CD-ROM Driveを一位に変更します)。

ステップ 3. Windowsインストールメディアから起動したら、インストールインターフェイスの左下にある「コンピューターを修復」をクリックし、Windows REを起動します。

ステップ 4. Windows REに入り、「トラブルシューティング」⇒「詳細オプション」⇒「コマンド プロンプト」を選択します。

詳細オプション

ステップ 5. コマンドプロンプト画面で、以下のコマンドを一つずつ入力して、「Enter」キーを押します。

bootrec.exe / fixmbr
bootrec.exe / fixboot
bootrec.exe / rebuildbcd
bootsect /nt60 sys(またはbootsect /nt60 all)

コマンドプロンプト

方法 2. 強力なパーティション管理ソフトを使う

「Windows ブート マネージャー」画面が表示され、パソコンが正常に起動しないときに、ディスク&パーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalを使い、ブータブルメディアを作成してMBRを再構築することができます。

※別のコンピューターで操作する:

ステップ 1. USBメモリをパソコンに接続し、認識できることを確認します。AOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロード、インストール、起動します。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 2. 左側の「ブータブルCD/USBを作成」ウィザードをクリックします。ブータブルメディアの作成操作を確認して「次へ」をクリックします。

起動可能なメディアを作成

次へ

ステップ 3. Windows PEブータブルUSBを作成するために次の画面で「USBブートデバイス」にチェックを入れて「続行」をクリックします。

USBブートデバイス

※ヒント:USBメモリ上のすべてのデータが削除されるので、重要なデータがあれば、事前にバックアップを作成しておいてください。

※起動しないコンピューターで操作する:

ステップ 4. AOMEI Partition Assistant Professionalを使用して作成したブータブルUSBを対象のコンピューターに接続し、BIOSに入り、ブート順番にUSBメモリを一位に変更し、再起動します。

ステップ 5. AOMEI Partition Assistant Professionalが表示されたら、システムディスクを右クリックし、「MBRを再構築」を選択します。

MBRを再構築

ステップ 6. オペレーティングシステムを指定して「はい」をクリックします。

MBRタイプ

ステップ 7. 「適用」をクリックします。

●bootmgrファイルを修復する方法

「システム修復ディスク」を使えば、bootmgrファイルを簡単に修復することができます。※パソコンに問題が発生すると、Windowsが正常に起動できなくなることがあります。システム修復ディスクを作成しておくと、パソコンが正常に起動しない場合でも、Windowsを回復するためのツールを起動し、トラブルシューティングを行ってパソコンを修復する可能性があります。簡単にいうと、システム修復ディスクの目的は、Windows REをCDから起動することにあります。

まずは、正常に動作しているWindowsパソコンで「システム修復ディスク」を作成します。そして、「Windows ブート マネージャー」エラーが起きているパソコンで「システム修復ディスク」を使い、トラブルを解決します。

Windows 7のシステム修復ディスクを作成する

ステップ 1. 「システム修復ディスク」からパソコンを起動します。

ステップ 2. 「システム回復オプション」画面が表示されたら「日本語」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

ステップ 3. 「スタートアップ オプションに問題が見つかりました。修復を適用してコンピューターを再起動しますか?」画面が表示されたら「修復して再起動する」ボタンをクリックします。深刻なトラブルを除き、これだけの作業でWindowsが通常通り起動できるはずです。

修復して再起動する

※ヒント:万が一、問題が解決しない場合には、次の画面で「スタートアップ修復」を実行します。

スタートアップ修復

※補足:コマンドプロンプト画面で「sfc /scannow」と入力して「Enter」キーを押すことにより、bootmgrファイルを修復することもできます。

sfc /scannow

「Windows ブート マネージャー」が表示される別の状況

Windows 7/Vista/XPでは、パソコンの電源を入れると下図のようなWindowsブートマネージャー画面が起動し、オペレーティングシステムを選択するメッセージが表示される場合があります。

オペレーティングシステムを選択

●複数のWindows(OS)をパソコンにインストールしている場合は、キーボードの「Tab」キーを使い、起動するWindows(OS)を選択し、「Enter」キーを押すことでパソコンが正常に起動するか確認してください。

●複数のWindows(OS)をインストールしていない状態で、Windowsが起動できなかったり「Windows ブート マネージャー」エラーメッセージが発生したりする場合または、ハードウェアに何らかの変更が加わったり、トラブルが発生したりして、この画面が表示される場合は、「詳細ブートオプション」画面で、スタートアップ修復を行ってください。

ステップ 1. 「Windows ブート マネージャー」画面が表示されている状態で、キーボードの「F8」キーを押します。

ステップ 2. 「詳細ブートオプション」画面が表示されたら、キーボードの「↓」キー(下矢印キー)を押し、「コンピューターの修復」を選択し、「Enter」キーを押します。

コンピューターの修復

ステップ 3. 「回復ツールを選択してください」画面が表示されたら、「スタートアップ修復」をクリックします。

終わりに

これで、Windows7/10/11起動時に「Windows ブート マネージャー」と表示され、正常に起動できない問題を修復しました。

AOMEI Partition Assistant Professionalは「MBRの再構築」のほか、空き領域の割り当て、SSDへのOS移行、パーティションの拡張/移動/サイズ変更、アプリ引っ越しなどの機能も備えています。AOMEI Partition Assistant Serverは、Professional版のすべての機能を提供しているほか、Windows Server 2003、2008(R2)、2012(R2)、2016、2019、2022、SBS 2003、2008、2011に対応します。

もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう!また、何か質問や提案がある場合は、以下のコメント欄に入力するか、または[email protected]までご連絡ください。よろしくお願いします。